近年大人気の「美容オイル」、気になっている方も多いと思います。美容オイルには様々な種類がありますが、中でもオリーブオイルは年齢を重ねたお肌に効果を発揮します。この記事では、そんなオリーブオイルについて、その美容効果や使い方などについてご紹介していきます。
<目次>
1.オリーブオイルが美容に良い理由
1.1 人の肌に近い
1.2 美容成分
1.3 高い保湿、保護効果
1.4 酸化に強い
2.食用オリーブオイルと美容オリーブオイルの違い
2.1 食用と美容用の違い
2.2 代用可能なのか
3.美容オリーブオイルが適している肌
3.1 乾燥肌
3.2 敏感肌
3.3 年齢肌
4.おすすめの美容オリーブオイル使用方法
5.まとめ
美容オイルにも数多くの種類がありますが、その中でもなぜオリーブオイルが美容にいいのでしょうか。
オリーブオイルの特徴は以下の4つが挙げられます。
それではこれら一つ一つについて解説をしていきます。
オリーブオイルに含まれる成分のうち、約70%以上を占めるのが オレイン酸トリグリセリド です。このオレイン酸トリグリセリドは、 人の皮脂 にも一番多く含まれる成分でもあります。
人の皮脂の成分には、主にトリグリセリドが約60%、ワックスエステルが約25%、スクアレンが約12%が含まれています。つまり、このトリグリセリドがオリーブオイルには多く含まれ、さらに、スクアレンも含まれているため、 オリーブオイルは人間の肌の皮脂成分に似ている と言えるのです。
そのため、 オリーブオイルは肌なじみがすごくいい ので、肌を傷つけることなく角栓や毛穴の黒ずみを浮かせ、肌をワントーン明るくしてくれます。
オリーブオイルには、様々な美容成分が含まれており、アンチエイジング効果も期待できます。オリーブオイルに含まれる主な美容成分は以下の通りです。
人の皮脂の主成分。皮脂のバランスを整えて、乾燥を防ぐ効果があります。
スクワレンとは、人の皮脂の成分でもある油性物質。一般的には、鮫の肝油からとれますが、オリーブオイルにも含まれます。人体では生合成され皮脂の主な成分として分泌され、肌を柔らかくし、表面に膜を張り潤いを保つ効果があります。
ビタミンEには、血行促進作用があります。皮膚の新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを促進させる働きがあります。また、シミ・ソバカスを防止する美肌効果も期待できます。
抗酸化作用の高い成分です。肌や髪の美しさをキープしてくれます。また、皮膚だけでなく、粘膜の健康も維持してくれます。
植物のほとんどに含まれており、ビタミンEと同様、強い抗酸化作用があります。美肌効果、メラニン抑制、シワ予防などのアンチエイジングに効果的です。
オリーブオイルには様々な成分が含まれており、高い美容効果が期待できます。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸トリグリセリドには、高い保湿、保護効果があります。肌を乾燥や、紫外線からまもり、うるおいを保つ効果があります。また、乾燥を防ぐことで、小じわや、くすみの改善も期待できます。
私たちの肌の皮脂は酸化します。酸化すると、肌に刺激が与えられ、メラニン色素が大量に生成されてしまいます。オイルも例外ではなく、酸化します。ですが、オリーブオイルは酸化にも強いため、肌に優しいと言えます。
オリーブオイルには食用のものと、美容に適したものの2種類あります。その違いは何でしょうか。また、食用を美容用として代用しても問題ないのでしょうか。
食用のオリーブオイルは、あくまでも食用なため、おいしさが重要視されています。そのため、美容に適したオリーブオイルと違い、 その内容や性質が異なっています 。
食用オリーブオイルは、 おいしさを重視して作られています。 そのため、おいしく食べる事ができるように、風味や栄養を重視し、果肉なども多く含まれています。
一方、美容オリーブオイルは、肌や髪を守るために作られるため、徹底的にろ過され、果肉などの不純物が取り除かれています。食用と違い、重視されるポイントは、その 使用感です。 不純物が取り除かれているため、肌なじみが良く、浸透してくれます。
食用オリーブオイルと美容オリーブオイル、用途は違うと言っても、同じオリーブから抽出されるオイルです。食用オリーブオイルを肌や髪に使用しているという話も時々耳にします。はたして、食用を美容用として代用することはできるのでしょうか。
結論から申し上げると、 代用はオススメできません 。理由は以下の通りです。
食用オリーブオイルは、おいしさを重視しているため、果肉が残っており、美容の観点から見ると、不純物が多いということになります。ですので、肌や髪に浸透しづらく、ただベタベタしてしまうだけということになりかねません。
油焼けとは、肌についた油分が太陽の紫外線を受けて酸化し、それによって肌がくすんだり、色素沈着を起こす現象のことを言います。真夏にサンオイルを塗って日焼けしている姿を想像すると分かりやすいですね。
美容オリーブオイルには、酸化しにくい成分も含まれ、出来るだけ油焼けをしないように作られていますが、食用オリーブオイルには含まれていません。さらに、果肉などの不純物も含まれているため、より酸化しやすくなります。そのため、油焼けをする可能性が高まります。
食用オリーブオイルには、不純物が多く含まれています。そのため、肌を傷つけてしまうような成分も含まれている可能性があり、それらが、肌荒れやかゆを引き起こす原因になります。また、毛穴が詰まったり、赤みが出てきてしまったりと、不純物が含まれていることで、あらゆる肌トラブルを引き起こす可能性があります。
これらの理由より、食用オリーブオイルを美容オリーブオイルとして代用することはオススメできません。食用はあくまでも食べるためなので、肌や髪につけるのは、美容専用のオリーブオイルをオススメします。
美容オリーブオイルは、様々な肌に適しています。そのため、どんな方であっても比較的使いやすいものとなっています。
スキンケアをしているのに、乾燥したり、洗顔後につっぱってしまう乾燥肌。オリーブオイルの最大の特徴は、その保湿力です。オリーブオイルには人の皮脂に近い成分が含まれているため、肌なじみが良く、浸透し、肌のうるおいを保ってくれます。さらに、オリーブオイルには、肌を柔らかくする効果もあるため、日々のスキンケアが肌に浸透しやすくなり、保湿効果の底上げが期待できます。
刺激の強い商品を使うと肌が荒れてしまったり、髪の毛や、衣類、湿気などのちょっとした外的な刺激で荒れてしまう敏感肌。美容用に作られたオリーブオイルなら、不純物も取り除かれ、とても肌に優しく、刺激することなく保湿することができます。オリーブオイルに含まれる、スクワレンにより、肌にうるおいが与えられ、保湿してくれることで、バリア機能を高めることができます。
オリーブオイルに含まれる、ビタミンEやβカロテン、ポリフェノールなどによるアンチエイジング効果があります。血行促進によるターンオーバーの促進や、抗酸化作用によるシミやシワ、ソバカスの抑制が期待できます。
乾燥肌や、敏感肌、年齢肌のほかにも、オリーブオイルには汚れをしっかり浮かせて落としてくれる効果もあるため、メイクをする大人の女性の毛穴詰まりなどにも効果があります。
オリーブオイルは、肌に良い美容成分が含まれており、様々な効果が期待できます。では、実際に毎日のスキンケアに取り入れるにはどうしたらいいのでしょうか。オススメの使用方法をご紹介します。
化粧水をつけた後、オリーブオイルを数滴手に取り、顔全体に薄くなじませます。多すぎると酸化の原因にもなるので注意です。化粧水の後に使用することで、水分の蒸発を防ぎ、うるおいと保つ効果があります。
顔だけでなく、入浴後の体全体の保湿にも効果があります。
オリーブオイルを顔や体のマッサージオイルとして使用することもできます。オリーブオイルを使ってマッサージをすることによって、手と肌の摩擦が軽減します。さらには、その保湿効果や、エイジングケア効果により、年齢肌にもハリ、ツヤを与えることができます。
オリーブオイルは、肌に潤いを与え、守るだけではありません。人の皮脂に近い成分が含まれているため、肌になじみやすく、皮脂汚れや毛穴詰まりなど浮かせることができ、クレンジングとしても使用可能です。
美容のオリーブオイルなので、もちろんヘアオイルとしても使用可能です。オリーブオイルが、髪にツヤを与え、さらにはパサつきや広がりを抑えてくれます。タオルドライを行った後に、オリーブオイルを髪に優しくなじませて、ドライヤーで乾かすと、パサつきや広がりが抑えられます。
美容オリーブオイルは、人の肌の皮脂に近い成分を含んでおり、浸透力や保湿力に優れ、アンチエイジングにも効果があり、用途も多岐に渡り、汎用性が高いと言えます。
しかし、美容向けに作られた美容オイルにも様々な種類が種類があり、どれを使用すればいいのか迷ってしまいます。そこで、今回おすすめするのは、 「真肌美人」 です。
これは、オリーブオイルだけでなく、 中鎖脂肪酸やオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、オメガ9脂肪酸など、アンチエイジングや、肌のバリア機能向上、浸透力向上などの効果がある成分も多く配合されています。
一つあれば様々な使い方ができ、美容効果も高いオイルです。ぜひ一度お試しください。
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MAHADA(マハダ)公式サイト|食べて塗れる「10代美人」