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乾燥は老化の始まり!乾燥による肌トラブルの種類や対処法とは?

作成者: MAHADA|Apr 14, 2022 1:57:42 PM

誰もが一度はお肌の乾燥に悩んだことがあるのではないでしょうか?脂っぽいお肌の人でも冬は乾燥してしまったり、顔だけでなく体も乾燥してかゆいという人は多いと思います。もともと乾燥肌や敏感肌の人は水分不足による乾燥からトラブルも発生しやすくなってしまいます。乾燥は他のトラブルにも繋がる恐れがあるので、甘く見てはいけません。今回は乾燥が原因で起こるお肌のトラブルや、乾燥した時にどのようなスキンケアをしたらいいのかなど乾燥のトラブルについてお伝えしていきます。

 

目次

1.乾燥によるトラブルとは?
2.乾燥によっておこる肌トラブルの種類
 2-1.敏感肌
 2-2.老化(シワ・小ジワ・シミ・そばかす)
 2-3.ニキビ
3.乾燥による肌トラブルの原因
 3-1.バリア機能の低下
 3-2.紫外線を吸収しやすくなる
 3-3.刺激を受けやすくなる
4.乾燥による肌トラブルの症状
 4-1.洗顔後につっぱり感がある時
 4-2.かゆみ・ヒリヒリ感がある時
 4-3.赤みがある
5.乾燥による肌トラブルの対処法
 5-1.水分補給
 5-2.鎮静
 5-3.保湿
6.乾燥による肌トラブルのスキンケア
 6-1.ジェルタイプのクレンジングでしっかり汚れを落とす
 6-2.洗顔後の化粧水乳液はすばやく
 6-3.水分補給のパックは頻繁に行う
7.乾燥トラブルは老化のはじまり
8.まとめ

 

1.乾燥によるトラブルとは?

 

乾燥による肌トラブルとは、水分不足によりお肌の表面にある角質が乱れることが原因で、お肌を守る働きを失っている状態のお肌です。水分不足で乾燥がひどくなってしまうとかゆみや赤みが出てしまったり、敏感肌になってしまう可能性もあります。メイクのノリが悪くなってしまったり、乾燥から皮脂分泌が活発になることで混合肌になる可能性もあります。また乾燥することにより紫外線を吸収しやすくなるので、シミやシワなどのトラブルにも繋がってしまいます。常に乾燥しているという人もいますが、自分では乾燥しているという自覚がない人もいます。しかし、乾燥は全てのトラブルにつながる可能性があります。自覚があるないに関わらず、乾燥していることを軽く考えずに、しっかりと時間をかけてお肌のコンディションを改善していくことが大切です。乾燥はどんなに意識していても、水分補給や保湿をしていても、環境や季節によって起こりやすい肌トラブルです。自分で意識していても起こりやすいので、意識していなかったらますます乾燥だけでなく他のトラブルにつながってしまう恐れがあります。しかし乾燥トラブルを予防できるのは自分のスキンケアしかありません。美容部員さんにお肌のコンディションを見てもらっても、エステに行っても一時的な水分補給や保湿はできますが、維持するのは自分のスキンケアにかかっているのです。

 

 

2.乾燥によっておこる肌トラブルの種類

 

乾燥によって引き起こされるお肌のトラブルはたくさんあります。ちょっと乾燥しているなと思っているだけでもそのままにしておくと大きな肌トラブルにつながる可能性もあるので気をつけましょう。ここでは乾燥による肌トラブルにはどんな種類があるのかをお伝えしていきます。

 

2-1.敏感肌

まず一番最初に乾燥による肌トラブルとして挙げられるのが敏感肌です。これは乾燥することによりお肌を守る働きであるバリア機能が低下し、少しの刺激にも弱くなってしまうことです。敏感肌になるとかゆみや赤み、ヒリヒリなどが出てしまいます。少しの刺激にも弱いので洗顔後につっぱったり、発疹が出るなどということにもなりかねません。守る力が弱いので花粉が付着することによって起こる花粉症皮膚炎なども引き起こしてしまいます。お肌のコンディションが不安定になるとメイクが楽しめなかったり、普段使用しているマスクも刺激になってしまう可能性があります。乾燥から敏感肌に繋がる前にケアすることが大切です。

 

乾燥敏感肌におすすめのスキンケア方法はこちらの記事

 

2-2.老化(シワ・小ジワ・シミ・そばかす)

次に乾燥が原因で起こる肌トラブルといえばお肌の老化です。乾燥することによりハリや潤いが失われ、弾力をなくしてしまいます。それによりシワや小ジワができやすいと言われています。さらに乾燥はすでに老化が始まっている状態なので、紫外線も吸収しやすくシミやそばかすの原因にもなります。紫外線を吸収することでさらに乾燥しやすくなるので悪循環な状態と言えます。乾燥と紫外線は老化を早める大きな二つの要因です。乾燥して紫外線が吸収しやすくなり紫外線を吸収することで乾燥しやすくなるのでどちらもお肌にとっては避けておいた方がよいです。

 

2-3.ニキビ

ニキビは皮脂分泌が活発なことで起こるトラブルですが、乾燥が原因になることもあります。それはお肌を守る働きのある皮脂膜は水分と脂分でできているので、乾燥し水分が足りなくなると、潤わせようとする力が働き皮脂分泌が活発になるからです。乾燥していることで過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、ニキビができやすくなります。乾燥によりできてしまったニキビを乾燥ニキビといい、繰り返しやすくなります。

 

 

3.乾燥による肌トラブルの原因

 

乾燥による肌トラブルはなぜ起きるのでしょうか?次は乾燥による肌トラブルの原因についてお伝えしていきます。原因が分かると改善するポイントがわかるので今後のスキンケアにも活かすことができます。

 

3-1.バリア機能の低下

最初に考えられる乾燥による肌トラブルの原因はバリア機能の低下です。お肌は汗と皮脂が混ざって、お肌を守る働きの皮脂膜という膜を作っています。この皮脂膜をバリア機能といいます。外からの刺激や異物が侵入してくるのを防ぐ役割をしています。そのため乾燥して水分が不足することにより皮脂膜の形成がされにくくなり、バリア機能が低下することになります。それが原因で外からの刺激に弱いお肌になってしまいます。

 

3-2.紫外線を吸収しやすくなる

次に考えられる乾燥によるお肌のトラブルの原因は、乾燥しバリア機能が低下することによって紫外線を吸収しやすくなることです。紫外線はお肌の表面の表皮だけでなく深く浸透するとお肌のコラーゲンを作る働きのある真皮にまで影響します。表皮、真皮ともに浸透してくることによりお肌にダメージを与え、潤いやハリが失われてしまいます。水分が不足することにより紫外線を吸収しやすくなってしまうので老化を早めることに繋がります。

 

3-3.刺激を受けやすくなる

お肌が乾燥するとバリア機能が低下するということをお伝えしましたが、それにより紫外線だけでなくあらゆる刺激を受けやすくなってしまいます。外に出れば紫外線の影響を受けやすいですが、室内にいても埃やハウスダストなどが刺激になってしまったり、暑い夏も寒い冬もエアコンの中に長時間いることで水分が奪われ、乾燥しやすくなり、その結果、刺激を受けやすくなってしまいます。また今はマスクをすることが普通になっているので、乾燥しバリア機能が低下しているお肌はマスクによる摩擦も刺激になります。

 

 

4.乾燥による肌トラブルの症状

 

次に乾燥による肌トラブルが起きるときにどのような症状が出てくるかをお伝えして行きます。乾燥していると自覚するときには、すでに乾燥がとても進んでいる状態です。お肌がこの状態になったら乾燥のサインという症状をお伝えします。

 

4-1.洗顔後につっぱり感がある時

洗顔後につっぱる感じがする時は既に乾燥が始まっています。人によっては洗顔後につっぱった方がしっかり顔を洗えて汚れが落ちている気がするという人もいます。しかし洗顔後のつっぱり感は洗顔の時のすすぎの温度が高く、お肌に必要な皮脂が流されている状態です。これはもうすでに水分やお肌に必要な脂分が不足している状態なので、黄色信号です。洗顔後につっぱり感があるときは乾燥し始めているサインだと思いましょう。

 

4-2.かゆみ・ヒリヒリ感がある時

お肌のバリア機能が低下し少しの刺激にも弱いときはかゆみやヒリヒリ感が出てきます。これは通常乾燥していない状態の時には跳ね返すことができるお肌への刺激を、お肌を守るバリア機能が低下したことによりすべてを刺激と感じてしまい、かゆみやヒリヒリ感につながっている状態です。すでに敏感肌になっている状態なので普段使っている化粧品でもかゆみやヒリヒリを感じる恐れがあります。マスクをしていてむずむずしたり、かゆみやヒリヒリ感があるときは乾燥から敏感になりやすくなっている状態と言えます。

 

敏感肌の正しいスキンケア方法に関してはこちらの記事

 

4-3.赤みがある

特にお肌が薄い部分はもともとお肌のバリア機能が弱い状態なので、乾燥することにより刺激に弱くなってしまいます。目の周りや頬骨の上のあたりは特に皮膚が薄く刺激に弱い部分なので、乾燥が原因で赤みが出てきてしまいます。かゆみやヒリヒリと同時に赤みが発生することもあるので、皮膚が薄い部分は特に刺激を控えて優しく扱うようにしましょう。

 

 

5.乾燥による肌トラブルの対処法

 

次は乾燥による肌トラブルが起きた時の対処法をお伝えしていきます。乾燥を自覚する時には既に水分不足がかなり進んでいる状態なので、乾燥しているなと感じる前に普段から水分補給や保湿はしっかりしておきましょう。

 

5-1.水分補給

乾燥による肌トラブルが起きた時にはいち早く水分補給をすることです。化粧水でパックをしたり、飲んで直接水分を取ったり、エアコンで部屋が乾燥しているときには加湿器を付けるなど普段よりも水分を維持することに意識を向けてください。かゆみやヒリヒリが起きている時には特に刺激を控えて水分を維持することが大切なので覚えておいてください。

 

5-2.鎮静

かゆみや赤み、ヒリヒリがあるときは鎮静ケアを素早くすることが大切です。鎮静は冷やすことでかゆみや赤みが治るので、冷たく冷やしたコットンや、冷たいタオルを症状が出ているところに乗せておきます。冷やすことでかゆみや赤み、ヒリヒリする感じは治ります。紫外線を多く浴びた時や紫外線が原因で起きる肌トラブルが起きている時にも鎮静することは有効です。

 

5-3.保湿

乾燥している時は水分補給と保湿が大切です。水分と皮脂で作られる皮脂膜のバリア機能が低下している時なので化粧水で水分を補い、乳液や保護するクリームで保護保湿をしっかりしてお肌を守る働きを強化していきます。しかしここで重要なのが乾燥しているときに保護や保湿をする働きのある化粧品を使うのは有効ですが、乾燥から敏感肌に繋がっている場合、お肌の負担になるような化粧品は避けお肌の負担にならない優しい成分の物を選ぶようにしましょう。

 

 

6.乾燥による肌トラブルのスキンケア

 

次に乾燥によるお肌のトラブルが起きたときに効果的なスキンケアの方法をお伝えしていきます。乾燥しているなと思って気になっていても、どんなケアをしていいか分からずいつもと同じケアになってしまうこともあると思います。乾燥しているときにはその時の肌に合ったスキンケアをする事が大切です。

 

6-1.ジェルタイプのクレンジングでしっかり汚れを落とす

乾燥している時のお肌の状態はお肌を守るバリア機能が低下しています。守る働きが弱っている状態なので花粉やホコリ、排気ガスや空気中の汚れなどが付着しやすい状態になっています。そのためまずはクレンジングと洗顔で汚れをしっかり落とすことが大切です。しかし乾燥しているお肌は少しの刺激にも弱い状態です。摩擦を加えなくても毛穴の中の汚れがしっかり落とせるタイプのクレンジングを使い、擦らず汚れが浮いてくるのを待ちましょう。お肌に負担をかけずに優しくしっかりと丁寧に汚れを落とすことが大切です。

 

6-2.洗顔後の化粧水乳液はすばやく

これは乾燥している肌に限ったことではないですが、乾燥しているときには特に意識してほしいポイントです。洗顔後顔をふいた後どれだけ速く化粧水をつけられるかが重要です。洗顔後に時間が経てば経つほど水分蒸発が進んでいくので、洗顔後は1分でも1秒でも早く化粧水をつけることが大切です。理想は浴室の中に化粧水と乳液を持って入り、クレンジングと洗顔をした後に化粧水と乳液まで浴室の中で付けてから出ることです。洗顔後に時間が経てば経つほど水分蒸発が進むので、その時につっぱりを感じたら既に乾燥が進行している状態です。

 

乾燥肌におすすめのアイテムと予防法はこちらの記事

 

6-3.水分補給のパックは頻繁に行う

シートマスクのパックや化粧水のパックをこまめに行うことが乾燥による肌トラブルの予防になります。保湿効果の高いパックやクリームなどは普段のスキンケアでも行えますが、一番重要なのは水分を補給することです。そのため乾燥が気になるときは2. 3日に一回、常に乾燥が気になるときは毎日でも良いので化粧水のパックかシートマスクをして角質層の潤いを保っていきましょう。

 

〈トラブル別おすすめアイテム〉

 

乾燥ニキビ

シミ・ソバカス

シワ・小ジワ

敏感肌

おすすめ度

化粧水

★★★★★5点

パック

★★★☆☆3点

乳液

★★★★☆4点

クリーム

★★★☆☆3点

 

 

7.乾燥トラブルは老化のはじまり

 

乾燥している状態はすでに老化が始まっている状態です。乾燥肌の人口が増えている現代では老化肌を気にする年齢ではない10代20代でも乾燥が気になる人が多くなっています。乾燥は全てのお肌のトラブルの始まりと言われているので、少し水分が足りないかもしれないという程度ではなくしっかり自分のお肌に向き合うべき時です。若い頃には気にしなくてもいいようなシミやシワなどにもつながってしまいます。お肌の老化と言うと40代以降の肌悩みのようなイメージがありますが、早くから予防していくことにこしたことはありません。紫外線も年々強くなっていて乾燥しているときには紫外線を吸収しやすい状態です。冬には毎年乾燥が気になるという人も乾燥はさほど気にしたことがないという人も、乾燥対策は早くからしておくに越したことはないのです。

 

 

8.まとめ

 

今回は乾燥による肌トラブルについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?乾燥は誰もがなりうるお肌のトラブルです。早めに手を打たないと老化が進んでしまい、シミやシワなどにつながってしまいます。また敏感肌や赤み、かゆみなど不安定な肌になってしまうことでメイクやお出かけが楽しくなくなってしまったり気持ちにも自信が持てなくなってしまいます。お肌のコンディションに対応するのは自分の生活やスキンケアです。自分の努力がお肌につながるので、乾燥を自覚する前からしっかりスキンケアを行っていきましょう。