Update.2022.07.25

そもそも美容液ってなにが入っているの?「美容成分」を解説!

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日々当たり前のように肌につける美容成分。

何となく「肌にいいんだろうな~」と思いながらつけている人も多いと思いますが、美容成分の配合などを知っておくと、よりスキンケア選びが成功しやすくなります。

本記事では、美容成分とは一体何なのか?ということや、美容成分をつける時に気を付けたいことなどを詳しく説明いたします。

 

美肌を極めたいなら美容成分に詳しくなるのが一番の近道!

「ヒト幹細胞エキス」「ツボクサエキス」「ナイアシンアミド」などなど・・・最近は高機能美容成分が次々と登場していますね。

もちろん、私たちが昔から耳にするコラーゲンやヒアルロン酸などの潤い成分も、美容成分の一つ。

 

そして、これらの美容成分の特徴や配合量をしっかり知ることが、美容成分を生かして美肌に導く近道となります!

なかなか奥の深い美容成分・・・早速見ていきましょう!

 

美容成分とは?肌にとって最高の栄養剤

そもそも美容成分とは一体何なのか?

結論から言うと、私たちの肌の悩みにアプローチしてくれる宝物のような成分のことを美容成分と言います。

 

美容成分は大きく分けると親水性と親油性のものに分けられます。

親水性とは、水と馴染みやすい美容成分のことで、親油性とは油に馴染みやすい美容成分のことを指します。

 

私たちの肌は、水分と油分がバランスよく保たれているので美容成分を選ぶ時には、この親水性と親油性のバランスが取れるように選ぶことが大切です。

 

スキンケアコスメに含まれる美容成分の割合は?

多くの方がご存じの通り、スキンケアコスメの中には美容成分以外の成分も含まれています。

どんな成分が含まれているかというと、代表的なものに「基材」「防腐剤」「美容成分」「その他の成分(テクスチャーや香りをよくする成分)」が含まれています。

 

気になる美容成分の割合はどのくらいかというと・・・平均すると1~10%ほど含まれています。

「美容成分って意外と含まれている量が少ないんだ!」と思った方も多いのではないでしょうか。

早速、それぞれの成分がどのくらいの割合で含まれているのかをご紹介いたします。

 

基材とは?

基材とは、美容成分を肌に送り込むための成分をいいます。

基材の割合はスキンケア成分の約90%を占めています。

そして、水と油を乳化させる界面活性剤からできているものがほとんどです。

でも最近は水と油の二層式になっていて界面活性剤が基材として使われていないこともあります。

 

防腐剤とは?

防腐剤は、スキンケア成分の1%程度を占めます。

防腐剤は名前の通り、スキンケア成分が酸化したり腐ったりすることを防止するための成分です。

化粧品というのは、蓋を開けて保管していたり高温多湿な場所で保管していたりすると、あっという間に劣化してしまいます。

このような事態を防ぐためにも、防腐剤は必要不可欠な成分です。

 

テクスチャーや香り成分とは?

化粧品を肌につけた時のテクスチャーを良くするために滑らかさを出す増粘剤や香料を加えて化粧品に個性を出すこともあります。

このようなテクスチャーや香り成分は、全体の0.1~数パーセントの割合でしか含まれることはありません。

 

つまり、スキンケア成分というのはほとんどが基材から成り立っており、その次に美容成分が多く含まれているということです。

 

美容成分でよくある質問

「美容成分」と一言で言っても、今は「原液コスメ」だとか「有効成分」だとか様々な言葉があり「?」マークが頭の中にいっぱいある人もいます。

そこで、美容成分でよくある質問を4つまとめてみました。

 

美容成分について気になることその1:原液コスメの美容成分の割合は?

「原液コスメ」と聞くと、なんとなく美容成分が100%含まれていて基材などは使われていないイメージを持ちませんか?

でも答えはNO。

原液コスメとは、色々な成分を組み合わせることなくシンプルに仕上げた化粧品のことを指します。

例えば、水などの基材にプラスして配合したい美容成分と防腐剤だけを使ったスキンケアコスメ。

「この肌トラブルをケアしたいから、いつものスキンケアにプラスして使いたい!」という時に使用するものです。

 

美容成分について気になることその2:有効成分と美容成分は何が違うの?

実は、有効成分も美容成分の中の一種。

ただ、有効成分は公に効果・効能が認められているものを言います。

有効成分は厚生労働省により効果・効能が認められた成分なのですが、美容成分は厚生労働省に認められている成分ではありません。

 

美容成分について気になることその3:全成分の見方を教えて!

全成分がズラーッと並んでいるものを見ると、「これだけ沢山のよく分からない成分が含まれているのか・・・」とちょっと心配になりませんか?

安心してください。

全成分は1%以下で配合されているものは順不同で記載されており、最後は着色料です。

 

全成分は、有効成分が含まれていない時は左上から順番に配合量が多い成分が記載されています。

一方、有効成分が含まれている時は「有効成分」と「その他の成分」に分けられて表示されます。

 

美容成分について気になることその4:〇%美容成分ってどういう意味?

最近は特に、クレンジングバームで「90%美容成分配合!」なんていうものを見かけますね!

これを見ると、クレンジング成分よりも美容成分の方がめちゃくちゃ多く入っているのか!?と嬉しくなってしまいます。

 

結論から言うと、「〇%美容成分!」と記載されているものは水や油の基材を保湿成分と捉えて美容成分扱いにしています。

ですから、まるで美容成分がとても多いかのように思えてしまうということです。

 

つまり、クレンジングバームで「90%美容成分!」とうたってあったなら、バームの元となる油分も美容成分としてカウントしているというということです。

 

美容成分の使い方で気を付けたいこと5つ

私たちの肌トラブルを解決へと導く美容成分は、どんな使い方をすると安全に使えるのでしょうか?

満足度を高めるための5つの方法をまとめてみました。

 

・肌が弱い人はパッチテストをしてから使おう

美容成分と一言で言っても、肌に刺激を感じやすい成分から低刺激の成分まで様々です。

また、自分の肌に使いたい美容成分が合うかどうかも分かりません。

特に肌が弱い人は、美容成分が自分の肌に合わないと、ひどく赤みや痒み、乾燥などが起こる場合があります。

 

そこで、肌に合うかどうか不安な時や初めて使用する美容成分が含まれている時は、パッチテストをしてから使用を開始することをおすすめします。

 

パッチテストとは、アレルギー性接触皮膚炎を検査する方法です。

使用方法は、二の腕などの正常な皮膚に美容成分をつけたテスターを貼ります。

2日間程度そのままにしておいたあと、テスターをはがして炎症がないかどうかをチェックします。

自宅でも簡単にパッチテストが出来るキットが売られているのでチェックしてみると良いでしょう。

 

・刺激性がある美容成分を知っておこう

自分の肌に合う・合わないは別に、もともと刺激が強めの美容成分を把握しておくと敏感肌の方は炎症を避けやすくなります。

では、刺激性がある美容成分はどんなものがあるのでしょうか?

人それぞれ刺激と感じる成分は異なりますが、口コミをチェックしていて肌の荒れが気になるという投稿が多い代表的な成分を一つあげるとするならば、「ハイドロキノン」です。

 

ハイドロキノンはシミを綺麗にしたい時に使用することが多い美容成分です。

別名「肌の漂白剤」なんて呼ばれるほど美白効果が高く期待でき、韓国でも一時期話題となりました。

しかし、ハイドロキノンはかなり刺激が強いのでシミが気にならなくなる前に肌に赤みや乾燥が出てしまう人が多い成分です。

敏感肌の人が使う時には、十分に注意しながら使用したいですね。

 

また、市販店でも普通に配合されている「ビタミンC誘導体」も肌質によってはヒリヒリとした刺激を感じる場合もあります。

ビタミンC誘導体は刺激性の強いものから弱いものまで様々な種類があるので、安全性の高いビタミンC誘導体を使用することをおすすめします。

 

このように、成分自体に刺激を持つ美容成分は沢山あります。

パッチテストに挑戦する前に「これは絶対避けた方が良さそうだな」と思う成分は知っておくと良いでしょう。

 

・肌悩みとマッチする美容成分を使おう

先ほどお伝えしたように、美容成分とは肌悩みを解決するために普段使用しているスキンケアにプラスして使うものです。

そのため、自分の肌悩みにアプローチしてくれる美容成分を使わないと意味がありません。

 

例えば、「深いシワを目立たなくしたい!」と思っている人が、アルブチンなどの美白成分を使用してもシワをケアすることは難しいですね。

どの美容成分を使用すれば自分がケアしたいと思っている肌悩みを気にならなくしてくれるのかを事前に調査してから購入するようにしましょう。

 

・即効性は求めない方が吉

色々な美容成分の口コミをチェックしている時によく見かけるのが「1週間使用したけど全然効果が分からなかった」というもの。

美容成分入りのスキンケアを購入したのに、効果がないと残念ですよね。

 

しかし、美容成分入りのスキンケアコスメというのは、そもそも薬ではないので即効性がありません。

ですから、1週間くらいでは効果に満足できないことがほとんどなのです。

 

では、どのくらい使用したら効果を実感できるのか?

効果が出る期間というのは、正直人それぞれ個人差があるので一概に「〇カ月経過したら効果が出る!」とは言えませんが、

よく言われるのが「3カ月~6カ月」です。

中でも一番多いのが3カ月ですね。

 

どうして3カ月継続すると効果を実感しやすいのかというと、これは肌のターンオーバーが関係しています。

肌のターンオーバーは健康な20代では28日周期ですが、30〜40代だと約45日程度かかります。

このようにターンオーバーは年齢と共に遅くなっていくので、肌が完全に生まれ変わる3カ月で効果を期待する基準としていることが多いのです。

 

・水分と油分のバランスを整えよう

美容成分に含まれる水分と油分のバランス。

何となく、「しっかり水分を肌の中に入れといて、上から油分で蓋をすればいいんじゃないの?」と思いませんか?

実は、水分と油分のバランスは肌質により違います。

自分の肌質は水分と油分がどのくらいの割合で含まれているのかチェックしてみましょう。

自分の肌が持つ水分と油分が分かれば、理想に近づくスキンケアコスメが分かります。

 

・普通肌

理想的な水分・油分量をキープしている普通肌の割合は、水分量30~50%、油分量20~30%です。

そのため、スキンケアコスメも理想的な配合量で含まれているものをおすすめします。

 

・乾燥肌

乾燥肌は、水分も油分も少ない状態。

水分量10~30%、油分量15〜35%くらいしかキープできていません。

スキンケアコスメを選ぶ時は、高保湿のコスメを選ぶことをおすすめします。

 

・インナードライ

肌の奥が乾燥しているので皮脂の分泌が過剰になってしまっているのがインナードライです。

皮脂分泌が過剰に働くので一見脂性肌のようにも見えますが、実は角質層や真皮層はカピカピ状態に!

水分量10~30%、油分量30~45%くらいしかキープできていません。

コスメを選ぶ時は、粒子が細かくなった浸透力の高い美容成分を選ぶと良いですよ。

 

・脂性肌

肌がつねにべたついた状態になっており、テカリが気になる人も多いのが脂性肌の特徴。

水分量30〜40%、油分量35〜50%の人が多いです。

脂性肌の人は油分を嫌う傾向にありますが、脂性肌の原因はそもそも乾燥から来ている場合が多いです。

そのため、高保湿ながらサッパリ使えるスキンケアを選びつつ、毛穴ケアを徹底することをおすすめします。

 

まとめ

美容成分は、肌の悩みにアプローチしてくれる成分のことをいいます。

最近はいかにも美容成分100%からできているように表示されているスキンケアコスメもありますが、ほとんどは基材や防腐剤なども含まれていることを覚えておきたいですね。

 

最後に、美容成分を効果的に使う方法をまとめてみました。

・肌が弱い人はパッチテストをする

・刺激性のある美容成分を把握する

・肌悩みとマッチした美容成分を選ぶ

・即効性は求めない

・水分と油分のバランスをチェックする

 

美容成分は、それぞれ肌にアプローチする働きが違います。

そのため、まずは自分の肌悩みにはどんな美容成分を使えばいいのかチェックしてみましょう。

美容成分の選び方が正しければ、肌はどんどん元気に輝きます!