「痩せたいとは思っているけれど、キツいダイエットはしたくない!」これは誰もが一度は抱えたことがある悩みでですよね。それに、「そんな都合の良い話なんてないでしょ」と思われている方もいると思います。しかし、この記事を読むことで、本当に楽して痩せることの仕組みを理解し、それを実行できるようになります。是非参考にしてみてください。
<目次>
1.楽して痩せるって出来るの?難しい?
1-1. 楽して痩せることができている状態になるには?
2.楽して瘦せる秘訣【メンタル編】
2-1.なるべくストレスをかけない
2-2.習慣化がダイエットを楽にする
2-3.甘い言葉に惑わされない
3.楽して痩せる秘訣【食事編】
3-1.食べる量を減らす
3-2.カロリーの高い食べ物を避ける
3-3.早めに夕食を済ませる
4楽して痩せる秘訣【運動編】
4-1.基礎代謝量を増やす
4-2.脂肪を燃焼させる
5.まとめ
1.楽して痩せるって出来るの?難しい?
そもそも楽して痩せるというのは、どういうことなのでしょうか?実は、これには誰にでも共通する明確な答えはありません。
つまり、その答えは人によって異なるのです。ある人にとっては楽なダイエットでも、他の人にとっては、それはキツいダイエットかもしれないのです。その逆もしかりです。
だから、たとえ他の人がキツいと思うダイエットでも、あなたがそれをキツいと思わなければ、あなたは楽して痩せているといえるのです。
是非この記事からあなたが楽だと思うダイエット方法を探してみてください。
1-1. 楽して痩せることができている状態になるには?
楽して痩せることができている状態になるにはいくつかポイントがあります。
・少しずつダイエットの負荷を上げていくこと
・継続すること
この2つを意識することで、最終的にダイエットを続けることが、歯を磨くことのように当たり前となっており、楽して痩せている状態と言えます。
それでは、このように楽して瘦せるようになるための具体的な方法をメンタル、食事、運動ごとに見ていきましょう。
2.楽して瘦せる秘訣【メンタル編】
2-1.なるべくストレスをかけない
ダイエットをする人の多くは、はじめからストレスのかかりやすい厳しいトレーニングやギリギリの食事制限に走りがちです。しかしこれらは言うまでもなく、心身両方に対して重いストレスをかけてしまいます。
脳はストレスがかかることを避けようとするので、こうしたダイエットをやめてしまったりリバウンドしてしまうのは自然なことです。また、重度のストレスは拒食症や過食症といった摂食障害の他、紙や皮膚へのダメージや脱水症状にもつながるので、大変危険です。
だからダイエットをする上で最も重要なのは、
可能な限りストレスを感じないように努めること
なのです。少しでも「しんどいな」とか「いつまでこれ続ければいいの...。」と思ったなら、すぐにダイエットの負荷を下げるのが大切です。
2-2.習慣化がダイエットを楽にする
これまでダイエットをする上でストレスを避けることを強調してきました。ここでは、そのためのポイントを紹介します。
そのポイントとは、ダイエットを当たり前に続けている習慣にすることです。
あなたは歯を磨くときに、「めんどくさい」とか「やる気が出ない」といったストレスを感じていますか?きっと感じないのではないでしょうか?
それでは、ストレスを感じてしまうダイエットとストレスを感じない歯磨きとでは、何が違うのでしょうか?
その違いは、まさしく習慣化にあります。
歯磨きのような一度習慣化された行動を始めたり続ける際の心理的ハードルは、新しいことを始めるときのそれよりも低くなっています。そのため、あなたは歯を磨くときにいちいちそんなストレスを感じてはいないでしょう。
というのも、脳は新しい情報を処理したり新しいことに慣れるために膨大なエネルギーを必要とする一方で、習慣化されたルーティーンを行う際には多くのエネルギーを必要としないからです。
これと同様に、あなたがダイエットを継続してそれを習慣化できれば、「自分はストレスを感じながらも、ダイエットを頑張っている!」といった自覚すらないまま、気づいたら痩せているという状態になっているはずです。
また、ダイエットを習慣化させるのに以下の方法が有効なので、是非試してみてください。
・運動する時間を強制的に決めておく
・痩せることを周りの人たちに宣言する
・友達と一緒にダイエットする
2-3.甘い言葉に惑わされない
楽して痩せたいのであれば、短期間でダイエットを成功させるのは現実的ではありません。先ほどから繰り返し述べているように、楽な状態になるにはダイエットを長期間継続し、ストレスを感じないように少しづつ負荷を上げていく必要があるからです。
だから、短期間でダイエットを成功させようとすると、まず楽はできません。
また、
・「飲むだけで痩せる!」
・「一週間でマイナス〇〇kg!」
・「お腹にまくだけでOK!」
このように謳うようなダイエットグッズやサービスがあれば、それらは楽には痩せられないもの(ストレスを感じるもの)か、あるいは効果が出ないものです。
甘い言葉に騙されず、地道にダイエットを継続して楽して痩せましょう。
3.楽して痩せる秘訣【食事編】
3-1.食べる量を減らす
次に、メンタル編に続いて、食事編です。
まず痩せるために簡単に始めやすいのが、食べる量を減らすことです。
例えば、いつもはご飯をお茶碗一杯おかわりしてるところを、お茶碗半分にしてみます。そして、お茶碗半分のおかわりを続けていき、一週間後にはおかわりなしにしてみるとよいかもしれません。
この食べる量を減らすペースは人によって異なるので、自分がストレスを感じないペースで減らしてください。
ここで最も重要なのは、
減らす量ではなく、減らすことを長期間継続すること
です。
継続することで、「あなたがいつも食べる量」が次第に減っていくことに価値があるのです。
だから、減らす量にはこだわり過ぎず、継続的に減らすことを意識していきましょう。
3-2.カロリーの高い食べ物を避ける
カロリーの高い食事を避けることも、ダイエットするうえでは有効です。
しかし、これに悩んだ経験のある方も多いでしょう。というのも、揚げ物やスイーツといった食べ物はみんな大好きだからです。これらの食べ物を無理に避けるのはやはりストレスがかかることです。
そこでオススメなのが、カロリーの低い、お気に入りの料理を見つけることです。
今や料理サイトやYouTubeで実に多くの料理のレシピを見ることができます。その中でカロリーの低くても美味しいレシピが山ほどあります。
例えばこの酸辣湯(サンラータン)はヘルシーなのにとっても美味しいです!
引用:(https://cookpad.com/recipe/6977297)
こうしたレシピを色々と試していってお気に入りのものが見つけられると、カロリーの高い料理でなくても、十分に食事を楽しむことができるようになります。
そうすることで、美味しい食べ物が食べられないストレスを感じることなく、次第にカロリーの食べ物を避けられるようになるのです。
3-3.早めに夕食を済ませる
夕食の時間は早めに調整することもダイエットするうえで有効です。
これは、体内時間を考慮に入れた栄養学である時間栄養学によって示されています。時間栄養学によると、夜の22時以降は体に脂肪をためやすい遺伝子が働きます。
そのため、消化の時間も考慮して、夕食は19時くらいには済ませておくのが良いでしょう。
ちなみに、夜食は時間栄養学と食べる量の両方の観点で非常に厄介な問題なので、早めに寝るなどの工夫をして、避けるようにしましょう。
4楽して痩せる秘訣【運動編】
4-1.基礎代謝量を増やす
食事編に続いて、運動編です。
まず、ダイエットするために基礎代謝量を上げる運動をすることが挙げられます。
そもそも基礎代謝量というのは何でしょうか?基礎代謝量とは、簡単に言うと、
「リラックスして仰向けになったまま消費される、内臓などを動かすためのエネルギーの量」
です。尚、寝ている時や食べ物を消化するときのエネルギーは含まれません。
この基礎代謝量が増えれば、能動的に運動していない時でも多くのカロリーを消費できるようになります。
そして用いられる基礎代謝のうち、22%が体を支える筋肉である骨格筋で消費されます。
そのため、基礎代謝量を増やすのには、骨格筋を増やす(筋肉量を増やす)筋トレが効果的です。
もちろん、いきなりキツい筋トレをすると心身ともにストレスがかかってしまうので、段階的に負荷をかけていきましょう。具体的には、全身に少し汗をかくくらいの負荷でスクワットなどをやるとよいでしょう。そして繰り返し述べている通り、楽するために重要なのは続けることです。
ちなみに筋トレと聞くと、キツくてつらいといったストレスフルなイメージが浮かびがちかもしれません。しかし適度な筋トレはむしろストレスを予防する効果もあるので、逆説的に見えますが、楽して痩せたい人は是非筋トレをしましょう。
4-2.脂肪を燃焼させる
脂肪を燃焼させることもダイエットをする上で必要です。
脂肪を燃焼させるには有酸素運動が効果的です。筋トレなどの無酸素運動も間接的に脂肪燃焼につながりますが、ジョギングやサイクリングなどの有酸素運動が不可欠です。
有酸素運動をするといってもいきなりランニングや水泳などを始めるのは、ストレスがかかります。
そこでまず最初に始めるオススメの有酸素運動が、早歩きです。ただ早く歩くことを意識するだけなので、すぐに始められますし、続けやすいです。また、早く移動できるようになるので、生産的だともいえます。
早歩きに慣れてきたら、より負荷のかかるランニングなどの有酸素運動を取り入れていきましょう。筋トレと同様に、くれぐれも無理をして継続できなくなることがないようにしましょう。
5.まとめ
これまで楽して痩せることの正体を知り、そのための秘訣をメンタル、食事、運動ごとに見てきました。恐らく、一度は誰もが聞いたことのある内容ばかりだったでしょう。しかし、ストレスをかけない形で地道にダイエットを継続し、それが習慣になってはじめて楽して痩せる状態になるのです。是非この記事を参考にして、楽して痩せていきましょう。