Blog – MAHADA

混合肌とはどんなお肌の状態?!おすすめのスキンケアとNGスキンケアをご紹介!

作成者: MAHADA|Dec 3, 2021 2:49:49 AM

乾燥肌の人が年々増加傾向にありますが、実は見落とされがちなのが「混合肌」です。テカりが気になるからという理由から、本来は混合肌なのに、脂性肌と認識している人が多く、そもそも「混合肌とはどんなお肌の状態なのか?」と曖昧な認識になってしまっています。脂性肌と混合肌ではスキンケアも異なってきます。今回は「混合肌」とはどんなお肌なのか?ということや、混合肌の正しいスキンケアなどをお伝えしていきます。

目次

1.混合肌とは?
2.混合肌になる原因 
  2-1.保湿不足
  2-2.間違った肌認識
  2-3.乾燥
3.混合肌になりやすい肌質とは? 
 3-1.水分不足、乾燥しているお肌
 3-2.皮脂腺、汗腺が詰まりやすいお肌 
 3-3.脂性肌、Tゾーンが特に脂っぽくなりやすいお肌
4.混合肌おすすめのスキンケア 
  4-1.水分補給と保湿を念入りに
  4-2.洗顔のすすぎの温度には特に注意する
 4-3.スキンケアは全般的に優しく労って

5.混合肌のNGスキンケア
 5-1.乳液を塗らずに化粧水のみで終わる
 5-2.脂性肌用のスキンケアアイテムを使う
 5-3.あぶらとり紙の使用

6.混合肌はスキンケア以外でも改善できる?
 6-1.食生活
 6-2. 生活習慣
7.まとめ

1.混合肌とは?

混合肌とは、別名「インナードライ肌」とも呼ばれ、乾燥肌の一種と言われることもあります。皮脂分泌が活発なTゾーンと乾燥する部分が混在しているお肌の状態ですテカリが気になる人はオイリーな脂性肌と思ってしまいがちですが、乾燥して水分不足から皮脂分泌が活発になっているケースも多いです。皮脂分泌量も多く、水分も充分補われている場合は脂性肌ですが、皮脂分泌量が多く、水分が少ないというバランスが取れていないお肌を混合肌と言います。

2.混合肌になる原因

混合肌は、乾燥と同じく誰にでも起こりうるお肌の状態です。まずは、混合肌になってしまう原因からお伝えしていきます。

2-1.保湿不足

混合肌の場合、自覚しているよりも水分不足に陥っている可能性が高いです。水分が不足していることで、皮脂分泌が過剰になってしまっている状態です。しかし、混合肌の場合、Tゾーンの皮脂分泌が過剰になる為、保湿が足りていないと気づきにくいことも多いです。保湿不足が原因で混合肌になってしまっている場合は、正しいスキンケアをする事で改善されやすいです。

2-2.間違った肌認識

混合肌の人でも、自分が混合肌だと自覚していないことがほとんどです。脂っぽくることが気になるので、水分が足りていないことや、それが原因で皮脂分泌が活発になっているという自覚がないので、脂性肌用のアイテムを使用してしまったり、テカリ予防のコスメを使用している可能性もあります。本来するべきスキンケアとは全く逆効果のケアをしてしまっていることもあるので、自分のお肌の状態をしっかり把握することが大切です。

2-3.乾燥

もともとが乾燥肌の場合、乾燥もするけど脂っぽいという状態になりやすいです。洗顔後に少しでもつっぱり感がある人は要注意です。つっぱている状態は水分が不足していて、バリア機能が低下しているので、そこから皮脂分泌が活発になりやすいです。

💡乾燥に効果的なオイルとは?

3.混合肌になりやすい肌質とは?

次に混合肌になりやすい肌質についてお伝えしていきます。今は混合肌ではなくても、当てはまる人は、混合肌になってしまう可能性があるので日頃から意識してスキンケアしていきましょう。

3-1.水分不足、乾燥しているお肌

もともと乾燥や水分不足という肌質の人はそこから敏感肌に繋がる可能性もありますし、混合肌になる可能性もあります。水分、皮脂がともに不足し、バリア機能が低下すると敏感肌になりやすく、水分は不足しているけれども、皮脂分泌量が過剰になってしまう場合は混合肌となります。どちらも水分補給を第一にすることと乾燥対策のケアを重視することが大切です。

3-2.皮脂腺、汗腺が詰まりやすいお肌

皮脂腺、汗腺は毛穴に存在しています。特に顔には毛穴が多くTゾーンには皮脂腺が多く存在します。日頃、汗をかきにくい体質や肌質の人、皮脂が毛穴に詰まりやすい肌質の人は水分量と皮脂量のバランスが崩れやすい肌質といえます。もともと持っている肌質もありますが、食生活や生活習慣によっても変化するのでお肌の状態によっては見直しが必要です

3-3.脂性肌、Tゾーンが特に脂っぽくなりやすいお肌

乾燥だけでなく、もともと脂っぽい脂性肌の人もスキンケアや生活習慣次第では混合肌になりやすい肌質といえます。Tゾーンは特に皮脂腺が多いため皮脂分泌が活発になりやすい部分ですが、過剰に分泌した脂分を取ろうとすると皮脂腺が少ない部分である頬や口周りなどは乾燥しやすくなり混合肌を招く原因となります。

4.混合肌おすすめのスキンケア

混合肌と自覚しても、実際にどんなスキンケアをしたら良いのかわからなかったり、間違ったスキンケアをしていては、今のお肌の状態が改善されません。次は、混合肌におすすめのスキンケアをご紹介していきます。

4-1.水分補給と保湿を念入りに

混合肌のスキンケアで一番大切なのが、水分補給はもちろん、保湿も念入りにすることです。混合肌の人はTゾーンがテったり脂っぽくなるので、保湿ケアが疎かになりがちです。皮脂分泌が過剰になるのも、保湿不足が原因なので念入りに水分補給と保湿をすることで防ぐことができます。洗顔後は念入りに化粧水と乳液でケアしていきましょう。充分に水分補給と保湿をすることで水分と脂分のバランスがとれ、過剰な皮脂分泌も防ぐことができます。

4-2.洗顔のすすぎの温度には特に注意する

これは乾燥肌でも言えることですが、洗顔の時にお湯で濯いでしまうと乾燥も皮脂分泌もどちらも加速させてしまいます。お湯で濯ぐことで、お肌に必要な脂分を洗い流してしまいます。乾燥している部分はより乾燥が進みますし、乾燥することで皮脂分泌量が増えます。乾燥肌はもちろん混合肌も加速させてしまうので、要注意です。混合肌のスキンケアは、基本的には乾燥肌と同じケアをすることで改善されることが多いです。

4-3.スキンケアは全般的に優しく労って

混合肌のスキンケアで特に気にして欲しいのが、顔に触れることの全てを優しく行うことです。皮脂分泌が活発な部分は特に、ゴシゴシ洗ってしまいがちです。しかし、皮脂分泌が活発な部分は皮脂が多くキメが粗くなってしまいやすい部分でもあります。キメが粗くなるとメイクのノリが悪くなってしまったり、メイクをしても毛穴が目立ちやすくなってしまうので気をつけましょう。クレンジングや洗顔の時はもちろん、メイクをする時も刺激を控えて優しく塗り重ねていきましょう。

5.混合肌のNGスキンケア

混合肌は脂性肌と混合されやすい為、間違ったスキンケアをしている可能性があります。脂性肌のスキンケアを続けていると、混合肌を悪化させてしまうこともあるので、心当たりのある人はスキンケアを見直してみましょう。

💡敏感肌のスキンケアはこちらから

 

5-1.乳液を塗らずに化粧水のみで終わる

間違ったスキンケアで一番多いのが、脂っぽくなるのが嫌で化粧水しかつけないという人です。過剰な皮脂分泌によるテカリや脂っぽい状態と、必要な潤いでお肌が潤っている状態は全くの別ものです。しかし、乳液やクリームで保湿することをベタつくと勘違いしてしまっているのです。化粧水のみではお肌からの水分蒸発が進みやすくなり、皮脂分泌を加速させてしまいます。ベタベタするような状態が気になる時は、お肌の表面に滞る浸透率の悪い乳液が原因の可能性もあるので、浸透率の良いさらっとしたタイプの乳液がオススメです。

5-2.脂性肌用のスキンケアアイテムを使う

皮脂やテカり、化粧崩れを気にしている人は混合肌でも乾燥より脂のケアを重視しがちです。皮脂が多いことが嫌で、パリパリにつっぱっても良いからとにかく脂を取りたい、という人です。しかし、脂性肌用のスキンケアアイテムは、お肌に本来必要である皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。すると、お肌は必要な皮脂を補おうとするので、さらに皮脂分泌量を増やします。そうして悪循環になってしまい、混合肌に拍車がかかってしまいます。テカりや皮脂が気になる時こそ、潤いを重視したスキンケアをすることが大切です。

5-3.あぶらとり紙の使用

一昔前に比べ、脂とり紙の需要は低くなってきているとは思いますが、皮脂が気になる人は、使いたくなるアイテムですよね。これも、脂性肌用のスキンケアアイテムを使うデメリットと同様に、皮脂を取りすぎることでさらに皮脂分泌を促進させてしまいます。化粧崩れが気になったり、テカりが気になる場合は、メイクではなくその前の土台であるお肌のコンディションが悪いということなので、正しいスキンケアがきちんとできているかどうかを見直してみましょう。

6.混合肌はスキンケアで改善できる?

混合肌はスキンケアで改善できます。元々が乾燥肌や脂性肌の人は間違ったスキンケアによって自ら混合肌を招いてしまっている場合もあります。その場合、正しいスキンケアを続けることで改善することが可能です。スキンケアだけでなく食生活や生活習慣でも改善できる部分があるので、見直してみましょう。

💡マイナス5歳に見えるスキンケアとは?

 

6-1.食生活

お肌の栄養は99%が食べ物から届けられると言われています。反対に乱れた食生活ではお肌のコンディションも乱れてしまいます。

6-1-1.糖質や脂質を控える

脂分の多い食生活が続くと、皮脂分泌にも影響するので、糖質、脂質が多いものは控えめにして、発酵食品が多く含まれている和食を心がけましょう。糖質や脂質はお肌の老化を加速させるとも言われます。ジャンクフードや外食が多い人はお肌も乱れやすい要素があります。

6-1-2.ビタミン類を意識してとる

肌に欠かせないビタミン類を意識して摂取することも大切です。ビタミンは体内に長くとどめておくことが難しいので意識的に継続して摂ることが大切です。キメを整え、毛穴や皮脂を目立ちにくくしてくれます。アンチエイジングにも効果的なので積極的に取りたいですね。

6-2. 生活習慣

美肌を作る上で大切なのが、規則正しい生活です。どんなに高価な化粧品でスキンケアをしていても生活習慣が乱れていては、効果も半減してしまいます。特に意識したいのが次の2つです。

6-2-1.質の良い睡眠

特に意識したいのが質の良い睡眠で、お肌は寝ている間に生まれ変わっています。睡眠不足が続くとお肌の生まれ変わりは遅くなり、さらに夜更かしをすると男性ホルモンが活発になり皮脂分泌は活発になってしまう可能性があります。仕事で夜勤があるなど仕方のない理由以外では自分で意識して睡眠環境を整えていくことも大切です。

6-2-2.しっかり湯船に浸かる

次に意識したいのがお風呂です。毎日しっかりクレンジングや洗顔で汚れを落としていても、湯船に浸かっているのとシャワーだけで済ませるのでは雲泥の差があります。湯船に浸かることで、毛穴を開かせ内側から汚れを排泄すると毛穴の汚れも取れ、汗腺や皮脂腺に働きがスムーズになります。混合肌に悩む人は湯船にしっかり浸かり、汗と皮脂のバランスを整えることはオススメです。

7.まとめ

今回は「混合肌」についてお伝えしてきました。脂性肌と間違われやすい混合肌ですが、その分間違ったスキンケアにより、なかなか改善されないことも多い肌悩みと言えます。乾燥や皮脂分泌は日中のメイクの状態にも影響してきます。夏でも冬でも、マスクでも、いつでも自分でコンディションの良いお肌づくりをして行きたいですね!