「メイクをしても表情がイマイチ・・・」
なんとなく表情が暗く感じる時は、肌のくすみが原因でぼんやり見えてしまうのかもしれません。
本記事では、キメの整った透明肌に近づく美白成分は何がおすすめなのか10成分をピックアップしてみました。
2, くすみ肌の救世主!透明美肌に近づく美白成分10
2-1, ハイドロキノン~別名「肌の漂白剤!」~
2-2, ビタミンC誘導体~潤い・透明肌を作る~
2-3, ナイアシンアミド〜真皮層までしっかりケア!~
2-4, アルブチン~植物由来で肌に優しい~
2-5, トラネキサム酸~安全性の高い優秀成分~
2-6, CICA~別名「肌の再生屋」~
2-7, コウジ酸~日本由来の美白成分~
2-8, カモミラET~肌に優しくメラニンを抑制~
2-9, リノール酸S~ターンオーバーを整えながらメラニンを排出~
2-10, プラセンタエキス~様々なエイジングサインにアプローチ~
3, 美白成分効果を高く実感する方法5つ
3-1, 美白成分は薬ではない!スキンケアは継続が重要
3-2, 気になる部分は重ね塗り
3-3, 生活習慣の見直しで内側からも浸透しやすい肌作りを
3-4, 紫外線予防で過剰なメラニンを作らない
3-5, 保湿ケアは欠かさないこと!
透明美肌は誰もがうらやむ憧れの肌!
健康的なキメの整った透明肌。
透明感のある肌を手に入れるだけで、化粧ノリはよくなってパッと明るい印象を作り、女性としての魅力度もアップします。
でも、この透明肌って手に入れられそうでなかなか手に入らない!
毎日ケアしているのにどうして!?と思う人も少なくないですよね!?
「紫外線対策はしっかり行っているつもりなのに、毎年どうしても肌がくすんでしまう」と悩む方に向けて、おすすめの美白成分をご紹介いたします!
くすみ肌の救世主!透明美肌に近づく美白成分10
美白成分には、今あるシミやくすみをケアしてくれる成分と、これから出来るシミやくすみを予防する成分があります。
もちろん、両方ケアする美白成分もありますので、自分はどの美白成分が合っているのかチェックしてみましょう。
1.ハイドロキノン~別名「肌の漂白剤!」~
一時期、韓国で人気が爆発したハイドロキノンは医療機関でも使われるほど美白に特化している成分です。
別名「肌の漂白剤」と呼ばれることもあるほど強力で、今あるシミもこれから出来るシミもケア&予防の効果が期待できます。
なんと、アルブチンやコウジ酸の数10倍〜100倍もの美白効果があるとも言われています。
ハイドロキノンの働きは、メラニン色素が合成する時に関わるチロシナーゼ酵素の活動を阻害します。
結果として、シミが気にならない透明感ある素肌へと導いてくれます。
ただし、ハイドロキノンは安定性が悪く副作用としてヒリヒリ感やかぶれを引き起こす可能性があります。
また、シミが全く気にならなくなるまでに肌が真っ赤になってしまうこともあります。
さらに、ハイドロキノンを使用している時には紫外線予防を徹底的に行わないと、今あるシミが濃くなることがあるので、使用する時には十分注意が必要な成分です。
2.ビタミンC誘導体~潤い・透明肌を作る~
ビタミンCの安全性と浸透力を高めた成分がビタミンC誘導体です。
肌に浸透すると酵素によって分解され、ビタミンCとして効果を発揮します。
こちらも、これからのシミを予防するだけではなく、今あるシミにも効果的です。
また、ビタミンC誘導体は肌を明るくするだけではなくコラーゲン生成を促進させる働きがあることでも人気の成分です。
そのため、一般的な美白ケア化粧品によく含まれています。
3.ナイアシンアミド〜真皮層までしっかりケア!~
最近、特に人気のナイアシンアミドの特徴は、何と言っても安全性が高く真皮層まで深く浸透することです。
通常の美容成分は角質層までアプローチするものがほとんどですが、ナイアシンアミドは角質層の更に奥にある真皮層までアタックします。
ナイアシンアミドは、メラニンがシミとして生成される時に一時的に貯蔵されるメラノソームへの移動を阻害する働きがあります。
そのため、どちらかというとこれから出来るシミを予防する働きに長けた成分です。
ただし、ナイアシンアミドは肌の修復機能にも役立つため、くすみケアとしても効果を発揮します。
4.アルブチン~植物由来で肌に優しい~
植物のコケモモに含まれる成分の一種がアルブチンです。
アルブチンもハイドロキノンと同じくチロシナーゼ酵素を阻害する働きがある美白成分です。
そして、ハイドロキノンよりも安全性が高いので多くの美白成分に含まれています。
シミやくすみに関しても、今あるシミにもこれから出来るシミにも効果が期待できます。
黒色したメラニンを徹底的に作らせたくないという方は、アルブチンから始めてみるといいかもしれませんね。
5.トラネキサム酸~安全性の高い優秀成分~
トラネキサム酸は、肌の炎症を抑える成分として配合されることが多い成分ですが、美白効果も期待できます。
トラネキサム酸は、メラノサイトが活性化することを抑制する働きがあるため、くすみケアやシミ予防に役立ちます。
また、とても安全性が高いことでも人気の成分です。
どのくらい安全性が高いかというと、デリケートゾーンの黒ずみケアとして配合されることがよくあるくらい肌に優しい成分です。
6.CICA~別名「肌の再生屋」~
こちらも韓国で話題になった成分で、ツボクサエキスと呼ばれる植物由来成分です。
別名「肌の再生屋」とも呼ばれるほど、肌を修復させる働きに長けており安全性が高いことでも人気があります。
最近はエイジングケア成分の中によく含まれていますね。
CICAは肌表面のメラニン色素の働きを抑制します。
基本的には、これから出来るシミを抑制してくれます。
とにかく肌再生能力を期待することが出来るので、肌全体を元気に見せたい時に使用すると良いですね。
7.コウジ酸~日本由来の美白成分~
日本酒などを製造する時に出来る麹(こうじ)に含まれているのがコウジ酸です。
お酒や醤油を作る人たちの手がつるつるでキレイなのは、このコウジ酸が付着するからだと言われています!
そんなコウジ酸は色素沈着を抑制する働きがあることで有名。
チロシナーゼが生成される時に必要な銅原資を奪うことで、メラニン生成の働きを抑制します。
8.カモミラET~肌に優しくメラニンを抑制~
カモミラETは植物由来成分ですが1998年に厚生労働省から美白成分として効果があると認められた優秀成分です。
原料になるのはカモミールと呼ばれるハーブの一種で、肌の保湿や色素沈着を予防するなど、色々な働きをします。
美白効果については、メラノサイトの活性化やメラニン生成を抑制する働きがあります。
今あるシミというよりはこれから出来るシミを予防しやすい成分ですね。
9.リノール酸S~ターンオーバーを整えながらメラニンを排出~
リノール酸と言えば、油!?と思うかもしれませんが、リノール酸Sはベニバナ油などに含まれるリノール酸を改良して作られた成分です。
期待できる効果は、肌の新陳代謝を促進させる働きがあるので今あるシミを排出しやすい肌環境へと導きます。
また、チロシナーゼ酵素を分解する働きもあるので、これから出来るシミも予防する働きも期待できますよ。
10.プラセンタエキス~様々なエイジングサインにアプローチ~
様々な薬効効果が期待できるプラセンタエキス。
豚プラセンタや馬プラセンタなど色々な種類がありますね。
プラセンタは点滴もあるほど美容目的で使用することが多い美白成分で、ターンオーバーを促進することが主な効果となっています。
そのため、プラセンタのサプリを飲んでいたり美容液として肌につけていると、ワントーン明るい肌を目指すことができます。
ただし、プラセンタエキスも人によっては合う・合わないがある美白成分です。
肌が敏感な人は、先にパッチテストを使用してから使いだすことをおすすめします。
美白成分効果を高く実感する方法5つ
美白効果が期待できる成分入りのスキンケアを使用する時は、効果的な使い方をすることで、より透明肌を目指せるようになります。
また、上記でご紹介したように美白成分は肌質によっては刺激と感じてしまう場合もあります。
そんな時でもこれからご紹介する方法を実践することで、刺激を感じにくくしてくれます。
早速見ていきましょう!
・美白成分は薬ではない!スキンケアは継続が重要
紫外線が強くなって肌が焼けてしまうと、一刻も早く美白効果を感じたいもの!
でも、いくら有効成分となっている美白成分であっても、即効性を求めてはいけません。
そもそも肌が生まれ変わるには最短でも28日かかります。
30代や40代では45日、50代以降になると更に肌の生まれ変わりは遅くなるので、美白成分を2. 3日使っただけでは効果は分からないということを覚えておきましょう。
では、どのくらい継続していると美白効果を実感しやすくなるのか?
これは人それぞれ違うものですが、よく言われるのは3カ月程度です。
そのため、美白成分の効果を実感したい時は3カ月〜6カ月程度コツコツと使い続ける必要があります。
・気になる部分は重ね塗り
化粧水や美容液など、肌の奥に浸透させたいスキンケアの中に美白成分が含まれている時は、シミやくすみが特に気になる部分に重ね塗りしてください。
重ね塗りをすることで、多くの美白成分が浸透するようになるため、効果を実感しやすくなります。
重ね塗りをする時のポイントは、一度肌が落ち着いてからもう一度付け直すこと。
時々、一度美容成分をつけた肌を落ち着かせることなく、すぐに重ね塗りをしてしまう人がいます。
しかし、この方法では肌に美容成分が浸透しきっていないので、重ね塗りをしても上手く入りません。
そのため、重ね塗りをする時は30秒〜1分程度肌を放置してから再度塗りなおしてみてください。
前よりも水分が肌に入り込み、ふっくら感が増すことが分かるはずです。
・生活習慣の見直しで内側からも浸透しやすい肌作りを
いくら外側からケアしていても、内側からケアしなければシミやくすみは永遠になくなりません。
例えば、日々睡眠不足に陥っていたりストレスでイライラしていると、肌のターンオーバーが乱れたりシミ・くすみができやすくなってしまいます。
また、食生活が乱れていても肌トラブルは起きやすくなります。
美白成分を厳選してスキンケアを見直す時には、生活習慣も見直して内側からも綺麗になる努力を心がけたいものですね!
ちなみに、美白にアプローチしてくれる食べ物をご紹介すると・・・
「ビタミン類を多く含む食べ物」「アスタキサンチン」「リコピンを多く含む食べ物」です。
ビタミン類は果物に多く含まれていますし、アスタキサンチンは鮭に含まれているのが有名ですね。
そしてリコピンはトマトが有名!
ぜひ、スーパーに行った時にチェックしてみてください。
・紫外線予防で過剰なメラニンを作らない
紫外線は1日20分程度ならビタミンDを生成するために有効と言われていますが、20分以上浴びてしまうとシミやそばかす、くすみの原因となりメラニンを過剰に生成してしまいます。
特に、暑い季節は紫外線がとても強くなり、帽子だけでは紫外線が防げなくなります。
「絶対にシミを作りたくない!」という方は、サンバリアなどの紫外線を100%カットする帽子を購入したりSPF50 ++++の強力な日焼け止めクリームを塗るようにしてください。
また、紫外線は室内にも入り込みます。
室内にいる時はガラスを紫外線防止ガラスにしたり、弱めの日焼け止めクリームを塗っておくと良いですね。
・保湿ケアは欠かさないこと!
美白に保湿ケアが関係するのか?
結論から言うと、美白ケアと保湿ケアはとても密接なかかわりがあるので、保湿ケアは十分に行う必要があります。
肌に十分な水分が入っていると、肌のキメが整ってバリア機能が高まります。
すると、紫外線を浴びても肌が紫外線を保護してくれるので日焼けしにくくなるのです。
また、美白成分は肌荒れを起こす可能性がある成分もあります。
そんな時でも、保湿をして十分に肌が潤っていれば刺激を最小限に抑えることが可能に。
そのため、美白をする時は吸い付くくらいに肌を保湿してからケアすると良いです。
以上が美白をする時に最大限効果を発揮するポイントです。
まとめ
美白を手に入れるためのおすすめ成分として10種類の美白成分をご紹介いたしました。
「ハイドロキノン・ビタミンC誘導体・ナイアシンアミド・アルブチン・トラネキサム酸・CICA・コウジ酸・カモミラET・リノール酸S・プラセンタエキス」
この中で、一番効果的に美白効果を発揮するのは、やはり「肌の漂白剤」とも言われるハイドロキノンです。
ただし、ハイドロキノンは副作用も多く報告されているので、使用する時には十分に注意してから行うようにしてください。
そして、美白成分の効果を最大限に生かす方法はこちらの5個でした。
・最低でも3~6カ月は継続して行う
・気になる部分は重ね塗りする
・生活習慣を見直して内側からも美白を目指す
・紫外線予防を徹底する
・保湿ケアも欠かさない
美白成分は、あの強力なハイドロキノンでも即効性はありません。
そのため、「1週間でシミを消そう!」など短期的に美白効果を目指すことはやめておきましょう。
シミやくすみは一度肌の表面に現れると、レーザー治療でもしない限りキレイにするのに時間がかかります。
少しでもお金をかけずにケアしたい人は、普段から美白成分入りのスキンケアを使っていきたいものですね。