「正しいスキンケアで肌を変える!」
雑誌やテレビで見る女優さんのように、美しい肌を手に入れたい!艶のある肌になりたい!と一度は思ったことがありませんか?
どんなスキンケアをすれば、あの肌に近づけるんだろう?どんなスキンケアのアイテムを使ってるんだろう?と不思議に思ったことがあるはずです。
美しい肌=美肌になるためのスキンケアって意外と基本に忠実だったりするんです!
「洗う・補う・閉じ込める」この基本さえ押さえておけば、何歳になっても、どんな肌の人でも美肌になれるチャンスはあります。
今回は、「そもそもスキンケアって何?」といったところから、「正しいスキンケアの方法」、「肌のお悩み別スキンケア法」などを詳しく解説していきますね。
あなたが美肌に変わるヒントを少しでもお伝え出来たら嬉しいです!
<目次>
1.スキンケアとは…?
(1)スキンケアとは
(2)スキンケアの種類
①クレンジング
②洗顔
③化粧水
④美容液
⑤乳液・クリーム
⑥パック・美容オイル
2.正しいスキンケアの3ステップ
①洗う
②補う
③閉じ込める
3.肌のお悩み別スキンケア方法を紹介!
①乾燥肌
②オイリー肌
③混合肌
4.まとめ
スキンケアとは、肌が健康な状態を維持できるようにトラブルから皮膚を守ることを言います。
肌が健康な状態とは、水分と油分のバランスが取れた肌のことです。
この肌を維持するために行うのがスキンケアです。
お肌を守る方法やアイテムは様々ですが、一番大事なことは自分の肌に合ったアイテムを使い、優しく肌を労わることです。
自分の肌のタイプを見極め、肌に優しいアイテムを使って、正しい方法でスキンケアを行えば、今の肌質を改善していくことも夢ではありません!
スキンケアアイテムの進化はかなり早く、様々な物が販売されていますが、基本的に使うものは限られています。
ここでは、欠かすことができないスキンケアアイテムを種類別に見ていきましょう。
メイクをしていれば、必ずはじめに使用するアイテムですね。
クレンジングにも様々な種類があります。
オイル、ジェル、クリーム、バーム、拭き取り…等いろいろあるので、自分の肌に合っているものを探す方が大変!という声もあります。
クレンジング迷子になっている方は、ジェルやバームタイプのものから試すことをオススメします。
なぜかというと、ジェルやバームタイプは肌に潤いを残しながら、メイク汚れをオフしてくれるからです。
一番メジャーなオイルタイプは、濃いメイクの時でも手軽にメイクオフできるアイテムですよね。
しかし、どうしても肌の油分まで洗い去ってしまうので、乾燥肌になりやすい傾向があります。
クレンジングを迷っている方は、まずはジェルやバームタイプから始めるのがオススメですよ!
肌のターンオーバーによって出てくる角質を除去してくれます。
この角質が肌に残った状態だとゴワつきや乾燥を招くので、スキンケアで外せないアイテムですね。
また、角質がどんどん溜まっていくと、化粧水や美容液の浸透が悪くなってしまうので、丁寧に取り除くことが大切です。
正しい洗顔の方法は後に説明していきますね!
肌に潤いを与える役割を果たします。
毛穴を引き締めたり、肌に欠かせない潤いを補う役割を果たします。
これも、とても大事なアイテムです。
さっぱりタイプのものから、美容液にも近いようなとろみのあるタイプまで様々ありますので、肌や季節によって使い分けることが大切です。
シミやシワなど、お肌悩みの解決に特化した成分を多く含み、サラサラとしたテクスチャーのものから、粘度の高いものまで様々です。
自分のお肌悩みに合わせて使い分けることで、効果を発揮します。
現時点での肌悩みだけでなく、将来を見据えて老化防止の為の美容液を選ぶことで予防効果も期待できます。
イメージとしては、これまで入れ込んで来た保湿成分や美容成分を肌に閉じ込める役割です。
これまでのアイテムより油分を多く含んでいるので、皮脂膜を作り水分の蒸発を防いでくれます。
季節によって、使い分けることで保湿効果も高まります。
パックは、週2〜3回程使うスペシャルケアの位置づけの人も多いと思います。
美容成分をじっくりと浸透させることができるので、季節ごとに美白系、保湿系など使い分けながら取り入れたいアイテムです。
美容オイルは、肌を柔軟にしたり、保護してくれる役割があります。
最近ではブースター的な使い方ができる物も増え、美容家の間でも大人気のアイテムです。
化粧水をいくら入れても乾燥する!という方は、美容オイルをスキンケアにプラスするという手もありますよ!
それでは、正しいスキンケア方法を説明していきますね。
ステップはたったの3つです。
①洗う
②補う
③閉じ込める
この基本がとっても大事です。
詳しく見ていきましょう。
まず日頃、行っているクレンジングと洗顔の方法を思い出してみてください。
かなりの時間を割いて、念入りにやってませんか?
「毛穴のザラつきを取りたくて、小鼻の周りを入念に…」なんてことをしてる人は多いはずです。
実はこれがNGなんです!
クレンジングも洗顔も出来るだけ短時間で済ませることをオススメします。
汚れを落とそうと、いつまでも顔に泡を乗せて洗っていると、それだけ肌の保護成分も洗い流してしまうことになるんです。
洗顔は、長くても30秒でおしまいです!
その代わり、すすぎを念入りにしっかり行いましょう。
すすぎは短くても1分以上はして下さい。
髪の生え際や、フェイスラインの洗い残しにも気をつけて下さいね。
洗浄成分が肌に残ると、乾燥やニキビの原因になってしまいます。
また、すすぐ時のお湯の温度も要注意です。
熱いお湯(40℃以上)ですすいでいませんか?
これも絶対にNGです。
適温は35℃前後のぬるま湯です。
熱いお湯で洗顔するとお肌の水分が蒸発し、さらに乾燥を招いてしまいます。
洗い流す時のお湯の温度にも気を付けて下さいね。
スキンケアアイテムの中でいうと化粧水や美容液、乳液、美容オイルなどがこの部類に入ります。
いろいろな美容成分が含まれているものを使うと思いますが、ここで外せない成分が「ヒアルロン酸」です。
スキンケアアイテムだと、化粧水や美容液に含まれていることが多いです。
ヒアルロン酸は、肌の中で保湿成分や美容成分を蓄えてくれるタンクの役割を果たします。
しかし、ヒアルロン酸は通常、25歳を境にその量が減っていくと言われています。
つまり、肌の中に美容成分を留めておく力が20台半ばから下降していくのです。
いくらいい商品を使っても、肌の中にヒアルロン酸が少なければ、それだけ美容成分を肌の中に留めておくことができないので、効果を発揮できません。
ですから、化粧水や美容液を使うときはヒアルロン酸配合のものを使い、まずは肌の中にタンクを作って、そこに美容成分を蓄えさせると効果的です。
②で補った保湿成分や美容成分が外に逃げないように蓋をして閉じ込めましょう。
乳液やクリームがこの役割を果たします。
ここで注目しておきたい美容成分は「セラミド」です。
肌表面にある角質細胞の隙間を埋めてくれるセメントのような役割をします。
このセラミドが肌に不足すると、せっかく補った美容成分たちが肌の外に蒸発しやすくなってしまいます。
保湿のために化粧水をバシャバシャと惜しみなく使っていても、最終的にこのセラミドで蓋が出来ていなければ、これまでの努力が水の泡です。
このステップで乳液やクリームを使う場合は「セラミド」を意識して選んでみて下さいね。
自然と肌のキメも整い、艶のあるお肌に導いてくれるはずです。
ここでは、肌タイプ別にスキンケア方法を説明していきます。
肌質を見極めることで、正しいスキンケアアイテムを使って、正しい方法でスキンケアを行うことができるので、自分がどの肌タイプなのか参考にしてみてください!
【特徴】
・肌のキメは細かい
・水分も油分も少ない
・摩擦による肌の赤みも出やすい。
【乾燥肌のスキンケア】
水分と油分が両方とも少ないことが原因なので、化粧水とクリームは両方使い、気になる箇所には重ねづけすると効果的です。
特に目元や口元は顔の中でも皮膚が薄い箇所なので、2度塗りがオススメです。
【特徴】
・比較的、潤いはある
・キメが粗く、ベタつきやすい
・頬の毛穴も目立ち、ファンデも崩れやすい。
【オイリー肌のスキンケア】
クレンジングや洗顔で余分な皮脂をしっかりと洗い流し、化粧水はたっぷり使いましょう。
クリームや乳液は、適量よりも少なめを意識して塗布して下さい。
補足になりますが、オイリー肌はお肌のメンテナンスと並行して食事や生活習慣の見直しも同時にやりましょう。
食事のバランスが崩れたり、偏食気味、ストレスや睡眠不足もオイリー肌になるきっかけを作ってしまいます。
【特徴】
・肌のキメが粗い
・カサカサしてる部分と、ゴワついている部分がある
・インナードライの場合が多い
【混合肌のスキンケア】
混合肌の多くはインナードライといって、肌の水分不足が原因で皮脂の過剰分泌が起きているパターンが多くあります。
肌の潤い自体は水分と油分のバランスによって決まりますが、水分が不足すると皮脂がその潤いを保とうとするので皮脂の過剰分泌に繋がるのです。
なので、このバランスを元に戻す為には、水分をとにかく入れ込むことが大切です。
化粧水をたっぷり使ったら、クリームや乳液でフタをすることをお忘れなく!
スキンケアと一言に言っても、とっても奥が深く、だからこそどの方法が正解なのか分からないことも多いはずです。
大事なのは、「肌質の見極め」と「肌に合ったスキンケア」、そして基本に忠実なスキンケアステップです。
仕事や子育て、家事なんかに忙しい毎日だからこそ、是非、自分の肌はご自身が労ってあげてくださいね。
長年の肌質を数日で改善することは難しいですが、基本を見直すことで肌は美肌へと変わっていきます。
その過程を楽しむこともスキンケアの醍醐味です。
是非、今回の記事を参考に今日からスキンケアの見直しをしてみて下さいね。