Update.2022.11.24

赤ニキビができる原因とは?赤ニキビの効果的な治し方はこれ!スキンケア、食生活、生活習慣別のポイントをご紹介!

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ニキビや肌荒れに悩む人は多いと思います。中でもニキビは唯一「跡が残る肌トラブル」と言われ、小さいものから大きなものまで様々あります。様々あるニキビの中でも赤ニキビは特に跡に残りやすく、クレーターになってしまう場合もあります。そこで今回は赤ニキビのでき方やスキンケア、食生活など気をつけるポイントや治し方についてお伝えしていきます。

 

目次

1.赤ニキビとは?
2.赤ニキビのできる原因
3.赤ニキビと他のニキビの違い
4.赤ニキビの治し方(スキンケア)
5.赤ニキビの治し方(食生活)
6.赤ニキビの治し方(生活習慣)
7.赤ニキビを早く治すには?
8.まとめ



1.赤ニキビとは?

赤ニキビとはニキビの中でも炎症を伴う跡が残るニキビのことをいいます。

赤ニキビは炎症を伴うので、見た目も痛々しく見えます。1つできてしまうと近くにもできてしまったり、炎症が治ったとしても、近くに同じようなニキビができやすくなります。

凹凸があるためニキビ自体は良くなったとしても赤い跡が残り、色素沈着からシミになっていく可能性があります。黒ニキビや白ニキビとは違い、でき方も複雑でスキンケアの仕方も注意が必要なニキビといえます。

女性の場合はホルモンバランスの乱れや生活習慣が大きく影響し、一つできると周りに繁殖していく可能性もあるので早い段階できちんとしたケアをすることが大切になります。

 

2.赤ニキビのできる原因

最初に赤ニキビができる原因をお伝えしていきます。

ニキビの種類は様々ありますが、赤ニキビはひどくなってしまうとシミになることもあります。肌自体がクレーターになってしまうと治らない跡になってしまうニキビなので、赤ニキビになってしまう原因を追究していきましょう。

 

2-1.刺激

赤ニキビができる1番の原因は何といっても摩擦や刺激です。

通常黒ニキビや白ニキビから赤ニキビへと変化していきますが、白ニキビや黒ニキビの段階で正しいケアをして殺菌や炎症を沈めることができていれば、赤ニキビに進化していくことを抑えることができます。

しかし間違ったスキンケアや摩擦、刺激などが原因で元は小さかったニキビが悪化して赤ニキビに変化していってしまう可能性があります。

注意したいポイントとしては、自分では触っていないと思っていても無意識のうちに触ってしまっていたり、刺激を受けている可能性があることです。無意識で刺激を受けてしまっている可能性も高いので、意識して刺激を避けるようにしましょう。

 

2-2.間違ったスキンケア

赤ニキビを悪化させてしまう原因の多くは間違ったスキンケアにあります。

ニキビは正しいケアをしていけば早い段階で抑えることができますが、ニキビができてしまい大きくなってしまうことが嫌で、必要以上に過剰なケアをしてしまったり、間違ったスキンケアを良かれと思って続けている可能性があります。

ニキビの原因は水分と油分のバランスが崩れるところから始まります。毎日行うスキンケアが原因でニキビを悪化させてしまう可能性もあるので、ニキビができたときだけスキンケアを見直すのではなく、日ごろから正しいケアを見直しておくことが大切です。

 

2-3.食生活の乱れ

赤ニキビに限らず、ニキビができる原因は食生活にもあります。

お肌のトラブルは水分と油分のバランスが崩れるところから始まります。不規則な食生活やバランスの悪い食生活を続けていると、必要以上に皮脂分泌が過剰になってニキビの原因であるアクネ菌が繁殖し、ニキビが悪化してしまいます。

お肌の栄養は化粧品ではなく99%が食べ物から運ばれてきます。そのため正しい食生活をしているとお肌の調子は良くなりますが、間違った食生活や生活を続けてしまうとニキビができてしまう可能性があります。また食生活が乱れることによる便秘もニキビの原因になります。

 

2-4.ホルモンバランスの乱れ

赤ニキビがフェイスラインやあご周辺に多発したら、ホルモンバランスが乱れている可能性もあります。生理不順や生理前などに多く発生します。

痛くて大きな赤いニキビが数多くできる場合、繰り返して発生する場合には子宮の疾患が疑われる場合もあります。

スキンケアや食生活など自分でできる限りのことをしてもなかなか改善が見られない場合は、一度皮膚科や婦人科を受診してみることも大切です。赤ニキビが多発したことがきっかけで自覚していなかった疾患が発見できる可能性もあります。

 

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3.赤ニキビと他のニキビの違い

ニキビには大きく分けて3種類のニキビの状態があります。白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビと分類されますが、ここでは他のニキビと赤ニキビの違いについてお伝えしていきます。

 

3-1. 白 にきびとの違い

白ニキビは、皮脂分泌やメイク汚れが原因で毛穴が塞がれて詰まっている状態のニキビのことをいいます。ニキビとしては比較的初期の段階なので、この時点で正しいスキンケアや毛穴の詰まりを取り除くことができれば悪化する事はありません。

しかし、ニキビができたばかりの初期の段階から間違ったスキンケアを続けてしまうと、そこから赤ニキビになってしまう可能性があります。特に白ニキビは余分な皮脂が毛穴から外に出ずに詰まっている状態なので、ここから炎症が進むと赤ニキビになります。

 

3-2.黒ニキビとの違い

黒ニキビは、自分から分泌した皮脂や落としきれていないメイクの汚れが原因で毛穴の汚れが酸化し、毛穴に詰まっている状態です。白ニキビと同様に、比較的ニキビとしては初期の段階です。

しかし毛穴に汚れが詰まっている状態なので、毛穴の汚れや詰まりを除去していかないと、毛穴の中で過剰に皮脂分泌が進むことになります。黒ニキビはまだ炎症する前の段階ですが、ここから炎症が進むと赤ニキビに繋がります。

 

4.赤ニキビの治し方(スキンケア)

次は赤ニキビができたときのスキンケア方法についてお伝えしていきます。スキンケアは毎日行うことなので、間違ったケアを続けていくと悪化させてしまう可能性があります。

正しいケアを続けていくことで、改善されていくことが多いのでスキンケアを見直して正しいケアを続けていきましょう。

 

4-1.刺激を控える

赤ニキビが気になるときのスキンケアで絶対に意識していきたいのは、とにかく刺激を控えることです。

赤ニキビは刺激が加わることにより炎症が起き、赤いニキビになってしまっています。クレンジングや洗顔をするときに、自分では優しくやっているつもりでも、無意識に刺激が加わっている可能性があります。

クレンジングや洗顔をするときはもちろん、メイクをする時などもファンデーションのパフやブラシ、チップなどが知らず知らずのうちに刺激になっている場合もあります。また、髪の毛が当たる、頬杖をつく、など顔に触れるものは全て刺激になるのでニキビが気になる時には特に気をつけましょう。

 

4-2.鎮静する

赤ニキビは、黒ニキビや白ニキビが刺激を受け炎症したことにより赤くなってしまっている状態です。

赤みを抑えるためにも炎症を沈めるためにも鎮静することが大切です。毎日使う化粧水なども鎮静効果の高いものを使うようにして、炎症が早く治るようにしましょう。ニキビ専用のものではなくても鎮静効果の高い化粧品をライン使いすることで効果が高まります。赤ニキビは特に炎症していることで痒みや痛みを伴う可能性もあります。

痒みがあったり痛いニキビは毛穴の中で菌が繁殖し、近くに飛び散って周辺にニキビができやすくなってしまいます。そのためにも早い段階で鎮静をして赤みや痛み、痒みを抑えることが大切です。

 

4-3.過剰な殺菌はしすぎない

ニキビケアで特に意識してほしいポイントは、過剰に殺菌しすぎないことです。

殺菌もそうですが、皮脂を過剰に摂りすぎてしまうことは、お肌の水分と油分のバランスを崩す原因になります。ニキビができたイコール皮脂を取る殺菌をするのではなく、まずは基本的なスキンケアの仕方を見直すことが大切です。

クレンジングや洗顔、化粧水などの基本的なスキンケアが正しくできていないのにニキビケアだけを意識して過剰に行っても効果が半減してしまいます。まずはスキンケアを正しくできているかどうかを見直した上で、ニキビケアをプラスアルファでやっていくようにしましょう。

 

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5.赤ニキビの治し方(食生活)

次に赤ニキビが気になるときの食生活についてお伝えしていきます。お肌の栄養は食事から運ばれてくるので、ニキビが気になる時には食生活を見直すことも大切です。

 

5-1.脂質、糖質、ジャンクフードは避ける

ニキビだけでなく肌荒れの原因となるのが脂質や糖質の過剰摂取です。脂質や糖質を過剰に摂取することで皮脂分泌が過剰になったり、糖質を分解するのが遅くなってしまいます。

さらに洋食やジャンクフードを多くとっている生活を続けていると体内に老化物質が蓄積していき、腸の働きも鈍くなってしまいます。体内のコンディションが悪くなったり老化が早く進むことでお肌の老化が速くなってしまいます。

糖質脂質を過剰に摂取することでニキビができやすくなり、1つできたニキビからアクネ菌が繁殖し、周辺にニキビが発生しやすくなります。

 

5-2.和食、発酵食品を意識する

お肌のトラブルが発生したときには、和食や発酵食品を摂取することが大切です。

白いご飯を玄米にしたり、味噌汁や納豆を意識して摂ることで必要なビタミンや食物繊維を効率よく取ることができます。日本食は世界でも見直されていて腸の働きを活発にし、便秘の解消や排泄を効果的にしてくれます。

便秘もニキビができる原因になるので体内に蓄積している老廃物を早く体の外に排泄することが大切です。

 

5-3.ビタミン類を多く取る

ニキビが気になるときの食生活ではビタミンは必須です。糖質や脂質が多くなると、本来お肌に届くビタミンが摂取されず頬にニキビができやすくなります。

野菜や果物はもちろんですが、豚肉などタンパク質が多く含まれる食品を意識して摂ることでお肌の生まれ変わりを促し、トラブルに負けない強いお肌を作ることができます。

 

6.赤ニキビの治し方(生活習慣)

次に赤ニキビが気になる時に生活習慣で気をつけたいポイントをお伝えしていきます。お肌のコンディションは生活、食生活、スキンケア、この3つが大きな柱となります。生活習慣も大事なポイントなので意識してみましょう。

 

6-1.睡眠をしっかりとる

睡眠不足は肌荒れやニキビの原因です。その理由は寝ている間にお肌に栄養が届き、古い角質が剥がれ落ち、お肌の生まれ変わりをしているからです。

そのため睡眠不足が続くとお肌の生まれ変わりが正しく行われていないことになります。また慢性的な睡眠不足だと、心に余裕が持てず少しのことでイライラしたりストレスにもつながる可能性があります。

 

6-2.ストレス解消も意識する

水分と油分のバランスが乱れることでニキビの原因につながりますが、イライラしたりストレスが溜まることも過剰な皮脂分泌の原因になります。

どんなにスキンケアをしっかりしていても、どんなに食生活を意識していても、肌荒れが解消されない時があります。それはストレスが原因で過剰に皮脂が分泌している可能性があるからです。

イライラしたりストレスを感じると通常の1.5倍から2倍の皮脂分泌量になると言われます。またストレスが正しいお肌の生まれ変わりを乱してしまったり、血色が悪くなる原因にもなってしまうので、定期的にストレス発散を意識することも大切です。

 

6-3.デトックス

赤ニキビに限らず、白ニキビや黒ニキビも毛穴に汚れが詰まっている、排泄しきれていない、皮脂の汚れやメイクの汚れが毛穴に詰まっているという状態です。

特に赤ニキビは白ニキビの時に余分な皮脂が蓄積し、炎症して起こる可能性が高いです。1週間に2.3回は湯船にゆっくりとつかり毛穴を開かせて老廃物を排泄する意識をしましょう。なかなかゆっくり湯船に浸かる時間が作れない時はサウナに行ったり、岩盤浴に行ったりして体を温めて汗をかくことが大切です。

また温かい飲み物を飲んだり食べ物を食べたりすることも排泄効果を高めるのでおすすめです。特に白湯を意識して飲む事は、代謝がアップし体の中の巡りが良くなるので効果的です。

 

〈ニキビの種類別原因と改善方法〉

 

スキンケア

食生活

生活習慣

効果的な方法

白ニキビ

生活習慣の見直し

黒ニキビ

スキンケアの見直し

赤ニキビ

全てに原因がある

 

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7.赤ニキビを早く治すには?

赤ニキビはニキビの中でも炎症が進んだ状態です。もともと小さかったニキビや、黒ニキビ、白ニキビだったニキビが赤ニキビになるのには数日かかります。そのため赤ニキビができたからといって生活習慣やスキンケアなどを見直しても1日2日で劇的な変化があるわけではありません。

お肌の生まれ変わりとともにできているニキビの状態も変化していくので、すぐに変化がないからといって焦って過剰にケアをするのは逆効果です。正しい生活や食生活、スキンケアを見直した上で1週間から2週間続けてみましょう。正しいケアができていれば1週間から2週間でお肌の変化が見えてきます。

そしてニキビができるのには必ず原因があり、赤ニキビにまで進化していくのに時間がかかります。必ずそうなってしまった原因があるので、原因を自覚し改善していきましょう。

 

8.まとめ

今回は赤ニキビの原因や治し方についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?赤ニキビは白ニキビや黒ニキビと違い、炎症が進んでしまっている状態です。ニキビは必ず何かしら原因があり、赤ニキビにまで発展していると考えられます。初期のニキビの状態で放置せずに自分の意識で改善していくと言う気持ちを持ちましょう。原因が分かり、正しいケアができると必ず改善されていきます。

 

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