「ニキビ」それはお肌に起こるトラブルの中でも、原因が複雑な上に、長引いたり跡が残ったり、凹凸ができたり、一度できると、とても厄介なトラブルの一つといえます。
ニキビができたら一刻も早く抑えたいですよね?しかし、何をしたら良いのかわからずに、間違ったスキンケアや逆効果のコスメを使用してしまう事もあります。今回はそんなニキビができた時に効果的なコスメや、ニキビ予防法をお伝えしていきますね!
目次
1.ニキビができる原因とは?
1-1.水分と皮脂のバランスの崩れ
1-2.間違ったスキンケア
1-3.アクネ菌の繁殖
2.ニキビの種類別おすすめコスメ
2-1.黒ニキビ
2-2.白ニキビ
2-3.赤ニキビ
3.ニキビ肌にNGスキンケア
3-1. 汚れを落とそうとして過剰に洗顔をする
3-2. 脂分を除去しすぎる
3-3. お肌に負担をかけるアイテムやコスメを使用する
4.ニキビ肌にNGコスメとは?
4-1. 皮膚呼吸を妨げるもの
4-2. カバー力がありすぎて負担をかけるもの
4-3. 痒みやムズムズなどのトラブル反応するもの
5.ニキビに効果的なコスメの使い方
5-1. 負担が少なく、栄養成分が豊富なものを選ぶ
5-2. 使用するアイテムはなるべくライン使いをする
5-3. すっぴんよりも、お肌を守るものを使用する
6.コスメを活用してニキビ肌対策を!
7.まとめ
1.ニキビができる原因とは?
最初にニキビはどうしてできるのでしょうか?その原因からお伝えしていきます。昔に比べてニキビができる原因も複雑になってきています。乾燥肌の人が年々増えている事も原因の一つだと考えられます。
1-1.水分と皮脂のバランスの崩れ
ニキビに限らず、様々な肌トラブルの原因とされるのが、水分と皮脂のバランスの崩れです。特にニキビは水分量が不足する事で、お肌を補おうとする力が働き過剰に皮脂分泌する事が原因と考えられます。
1-2.間違ったスキンケア
最近ではスキンケアや美容の情報が多く、ちょっと検索すれば新しい情報がすぐに出てきます。そこで間違ったスキンケアの情報が存在している可能性もあります。今できているニキビを一刻も早く何とかしたくて間違ったスキンケアを続けてしまっているのです。間違ったスキンケアではニキビを改善するどころか、悪化させてしまう事もあるので要注意です。
1-3.アクネ菌の繁殖
ニキビの大きな原因の一つはアクネ菌の増殖です。お肌には多くの在住菌が存在しますが、生活や食生活、スキンケアが原因でアクネ菌の繁殖に拍車をかけてしまいます。アクネ菌は繁殖率がとても高く、2週間で倍増していき、近くにニキビが発生する原因になります。
2.ニキビの種類別おすすめコスメ
一言で「ニキビ」と言っても種類によって効果的なコスメが異なってきます。でき方も状態も違うニキビなので、種類別のおすすめアイテムをご紹介していきます。
2-1.黒ニキビ
黒ニキビは角栓が詰まったり、角質が厚くなることでできるニキビです。そのため、角質ケアに特化したものがおすすめです。
2-1-1. 角質を柔らかくするもの
角質が厚くなってしまうとお肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れてしまいます。黒ニキビも角質が厚くなることで悪化しやすいので角質を柔らかくするアイテムは効果的です。殺菌効果の高いものと一緒に使用するとさらに効果を発揮します。
2-1-2. 毛穴の汚れを落とす効果の高いもの
毛穴の汚れや角栓が詰まる事でできやすい黒ニキビは、しっかりと汚れを落とす効果のあるものを使用し、1日のメイク汚れや皮脂汚れを落とす事が大切です。毛穴の汚れを落とすことでキメが整った肌質になるので、黒ニキビ対策はもちろん、美肌効果も期待できます。
2-1-3. 脂分の少ないもの
黒ニキビは酸化した皮脂が毛穴に詰まってできる事が多いニキビです。ただでさえ自分から分泌した皮脂が酸化すると蓄積した毛穴の汚れが黒くなってしまうので、さらに脂分の多いアイテムを使用するのは避けたほうが良いです。脂分の少ないものを選ぶようにしましょう。
2-2.白ニキビ
白ニキビは黒ニキビからさらに脂分が毛穴に詰まって、排泄できない状態のニキビです。今後、悪化すると赤ニキビになって行く可能性もあるので、早めの対応が大事になってきます。
2-2-1. 皮脂分泌を抑制するもの
外に排泄しきれない皮脂が毛穴に詰まり、膨らんできた状態なのが白ニキビです。皮脂分泌が過剰になるとさらに大きくなってしまう恐れがあるので使用するアイテムはできるだけ皮脂分泌を抑制してくれるものを選ぶようにしましょう。
2-2-2. 水分維持できるもの
水分が不足する事も、皮脂分泌を活発にする原因です。ニキビができるイコール過剰な皮脂分泌だと思ってしまいがちですが、水分と皮脂のどちらも不足している可能性がありあます。そのため、保湿効果や水分維持効果の高いものを選ぶのがおすすめです。
2-2-3. 殺菌効果の高いもの
白ニキビの中はアクネ菌が増殖しています。ニキビはどのタイプのニキビでも殺菌効果のあるアイテムを使用することが大切ですが、特に白ニキビには殺菌効果の高いものは有効です。
2-3.赤ニキビ
赤ニキビは白ニキビからさらに炎症が進んだ、痛みを伴うニキビです。ここまでくると、ニキビ自体は引いても跡が残る可能性があるので過剰な刺激を避けて優しくケアする必要があります。
2-3-1. 炎症を鎮める効果のあるもの
赤ニキビは炎症が進んでいるのでとにかく炎症を鎮める事が大切です。赤みや炎症を鎮める効果のあるものを使用して赤みを抑える事を優先しましょう。
2-3-2. 鎮静効果のあるもの
赤ニキビは炎症はもちろんですが、痒みや痛みを伴う場合が多いので鎮静効果の高いものを選ぶようにしましょう。
血行が良くなると赤みや痒みが悪化してしまうので抑えてあげる事が大切です。
2-3-3. 低刺激のもの
ニキビケアのアイテムは全般的に低刺激になっていますが、赤ニキビは黒ニキビや白ニキビよりも特にデリケートだと思った方が良いです。赤ニキビが進行すると紫ニキビになってしまいます。低刺激で効果の高いアイテムを使用し、早めに鎮めるようにしましょう。
3.ニキビ肌にNGスキンケア
ニキビができた時に、良かれと思ってしているスキンケアが間違っている事があります。間違ったケアを続けていると今できているニキビが悪化してしまう可能性があるので、してはいけない間違ったスキンケアも覚えておいてください。
3-1. 汚れを落とそうとして過剰に洗顔をする
ニキビができていると毛穴が汚れている事が原因だと思われがちです。さらに皮脂分泌も活発になっている事が多いのでベタベタするのが嫌で過剰に洗顔をしてしまう傾向にあります。過剰な洗顔はお肌に必要な皮脂も洗い流してしまうのでNGです。朝と夜の2回、しっかり丁寧に正しい洗顔をする事でお肌の清潔感を保ちましょう。
3-2. 脂分を除去しすぎる
これも、過剰な洗顔をする事と繋がりますが、ニキビがある時は皮脂分泌が活発になっている状態です。しかし、皮脂分泌を気にしすぎて除去しすぎるとさらに皮脂分泌は活発になります。特にあぶらとり紙でこまめに取ったり、皮脂分泌を抑制しすぎるアイテムを使いすぎるのは控えるようにしましょう。
3-3. お肌に負担をかけるアイテムやコスメを使用する
これは、お肌に負担をかけるアイテムやコスメとは知らずに使い続けてる事が多いです。特に、長時間使用していると重くなっている感覚がしたり、早く落としくなるようなものは要注意です。使用していて少しでも違和感を感じたら使い続けるのはやめましょう。
4.ニキビ肌にNGコスメとは?
ニキビ用のスキンケアアイテムでも、お肌の状態によっては使用しない方が良いものもあります。次はニキビ肌には向かないNGコスメをおお伝えしていきます。コスメ選びの時に迷ったら参考にしてください。
4-1. 皮膚呼吸を妨げるもの
ニキビ肌に限らず、お肌に1番負担がかかるのが皮膚呼吸を妨げるコスメです。皮膚は呼吸ができないと生まれ変わりもスムーズにできません。特に脂分の多いものは水に油膜をはるのと同じで酸素が通過できません。皮膚呼吸を妨げるものは使用しないようにしましょう。
4-2. カバー力がありすぎて負担をかけるもの
特に下地やファンデーションに多いのがこのタイプです。ニキビがあると隠したい気持ちが強いのでカバー力があるものを選びがちです。しかし、カバー力を優先しすぎてしまうとお肌に負担がかかってしまう事も多いです。カバー力はあっても負担をかけないアイテムを選ぶようにしましょう。
4-3. 痒みやムズムズなどのトラブル反応するもの
ニキビができてしまうお肌の状態は不安定な状態です。ただでさえ通常のお肌の状態ではないところに刺激が加わると痒みやムズムズ、ヒリヒリしたり過剰に反応を起こす事があります。そういった反応が起きるときはコスメなどを異物とみなして拒否反応を起こしていたり、バリア機能が低下しているときです。おかしいなと思ったら使用を中止しましょう。今まで使っていて大丈夫だったアイテムでも反応する事もあります。
5.ニキビに効果的なコスメの使い方
どんなに良いコスメやスキンケアアイテムでも使い方によっては効果が発揮されない事があります。次は、ニキビができた時に効果的なコスメの選び方や使い方をご紹介していきます。
5-1. 負担が少なく、栄養成分が豊富なものを選ぶ
スキンケアアイテムだけでなく、下地やファンデーションも栄養成分が豊富なものが増えてきています。メイクをしている時間もスキンケアと言う事です。ミネラルファンデーションや美容液下地のような、効果的なアイテムは積極的に取り入れて行く事をおすすめします。
5-2. 使用するアイテムはなるべくライン使いをする
これは、化粧水や乳液などのスキンケアアイテムもそうですし、日焼け止め、下地、ファンデーションなどのメイクアイテムにも言える事なのですが同じメーカーの同じラインで揃える事をおすすめします。ライン使いをすることで必要な栄養もバランスよく配合されていたり、効果が発揮されるように作られているので、どれを選べば良いか迷ったら同じアイテムを揃えるようにしましょう。
5-3. すっぴんよりも、お肌を守るものを使用する
ニキビがあるときは、特にあれやこれやとケアをしない方が良いと思ってしまいがちです。スキンケアも最低限、メイクもほとんどしない、となりがちですが、今は必要最低限のケアとメイクはしたほうが良い時代です。お肌に負担になるものは避けたほうが良いですが、すっぴんでの外出や水洗いだけの洗顔にはせずに低刺激のものを正しく使用してお肌を守ってあげることが大切です。
6.コスメを活用してニキビ肌対策を!
現代では、ニキビ用のコスメやスキンケアアイテムが豊富にあります。種類が豊富なだけにどれを選べば良いかわからなかったり、効果の高いアイテムでも使い方を間違えてしまうことも多いです。どうせ使うなら効果がある方が良いですし、1日でも早くニキビが引くに越したことはありません。粗悪なものは減り効果的なコスメが多い今の時代だからこそニキビ肌対策も念入りにできます。正しく使用していつでも美肌の状態を維持できるように努力していきましょう。
7.まとめ
今回はニキビ肌におすすめのコスメやその使い方をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?ニキビのでき方も様々で、お肌のコンディションもこれから不安定になりやすい季節です。気温が低下しても湿度が低下しても、何があってもお落ち着いたお肌の状態でいられるように今のうちから頑張っていきましょう!