「ダイエット中は食べたい欲求をひたすら我慢し続けることが必要…」
こんなダイエット法はもう古い!!実は、ダイエットを本気で成功させたいのなら、「ストレスフリー」で「3食欠かさず食べる」ことがとても重要なのです。
もちろん、何でも好きなだけ食べているのはNGですが、痩せやすい食べものを選びながらしっかり食べることで、痩せることは可能なのです。そこで本記事では、食べながら痩せるためのダイエット法をご紹介いたします!心折れそうなキツイダイエットからサヨナラしたい方は、ぜひ読んでみてください。
目次
1.食べても痩せるには“食べる順番”が成功の鍵!
1-1.野菜やスープは最初・ご飯類は最後
2.食べていいものといけないもの
2-1.ダイエット中に食べてもいいもの
2-1-1. 良質なオイル
2-1-2. 発酵食品
2-1-3. 2種類の食物繊維
2-1-4.ビタミン
2-1-5.ミネラル
2-2.ダイエット中に食べてはいけないもの
2-2-1.精製されている穀類
2-2-2.ラーメン類
2-2-3.白砂糖が使われているおやつ
2-2-4.ジュース
3.低GIの食事をすれば簡単に痩せ体質に近づける
3-1.注意したいのは穀類
4.酵素を取り入れて体質改善
4-1.酵素の作り方
4-2.酵素サプリメントの選び方
4-3酵素の痩せ効果が実感できるまでの期間
5.朝食に1杯の白湯で消化機能向上
5-1.体温1度上昇で代謝が10%上がる
5-2.白湯はデトックスに効果的
まとめ
1.食べても痩せるには“食べる順番”が成功の鍵!
食事が前に出されると、ついつい自分の気分を優先して食べる順番を決めてしまいがち。しかし、この“気分で食べる順番を決める”というのはダイエット効果を実感しにくいのでやめた方が良いです。食べながらダイエット効果を感じるためには、食事の順番に気をつけながら食べてみてください。
1-1.野菜やスープは最初・ご飯類は最後
食事をする時は、1番目に野菜やスープ、2番目にタンパク質系、3番目にご飯類を口に入れるように心がけてみましょう。どうして一番初めに口に入れるものが野菜やスープが良いのか?それは、低カロリーなのにお腹を一杯にしやすいので、食事の暴食を防ぐ効果が期待できるからです。野菜には食物繊維が豊富に含まれているものが多いです。食物繊維というのは、胃の消化酵素で消化させることがないため、通常の食べ物よりも長く胃に留まる性質があります。
つまり、野菜を先に食べておけばすぐにお腹が減ることがないから、その後の食事の量も「沢山食べたい!」という欲求を抑えることができます。また、スープには食物繊維があまり含まれませんが、水分でお腹を満たすことが出来るので暴食予防に繋がります。そして、次にタンパク質系(魚や肉など)を食べるようにしましょう。
タンパク質や体を作るためにとても大切な栄養素です。よく、ダイエットをしている方だとタンパク質を排除しようとしますが…タンパク質を摂取しないと体がエネルギー不足となり、代謝も落ちるのでダイエットも順調にいきません。そのため、タンパク質も意識して食べるように心がけてくださいね。
最後は糖質となるご飯やパンです。
糖質は沢山食べると脂肪になってしまうのでコントロールが一番必要な栄養素となります。ぜひ、一番最後に気持ち程度に食べるくらいに留めておいてください。
2. 食べていいものといけないもの
「食べながらダイエットが出来る」と言われても、食事は何を摂取しても良いわけではありません。ダイエット中は、食べてもいいものといけないものを出来るだけ分けながら食べることが必要です。
2-1.ダイエット中に食べてもいいもの
ダイエット中に食べてもいいものは、「良質なオイル」「発酵食品」「2種類の食物繊維」「ビタミン」「ミネラル」などです。具体的な食べ物を上げてみましょう。
2-1-1.良質なオイル
良質なオイルとは、健康的な体に導いてくれるオイルのことを指します。例えば、アマニ油・オリーブオイル・魚の油・ココナッツオイル・MCTオイルなどです。これらのオイルは、筋肉の分解を抑制したりホルモンバラスを整える働きなど健康的に役立つ体に必要なオイルです。ただし、これらのオイルは熱に弱いものが多いので、摂取する時は出来るだけドレッシングなど火を使わない料理に使用することをおすすめします。
2-1-2.発酵食品
お味噌や納豆などの発酵食品には、腸内環境を整えたり血液をサラサラにサポートしてくれる働きがあります。例えば、たっぷりの野菜が入ったお味噌汁を食べれば、かなり健康的に暴食を防ぎやすくなりますね!また、あまり糖分が含まれていないヨーグルトをおやつに食べるのも良いでしょう。
2-1-3.2種類の食物繊維
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は血糖値の上昇を抑制してくれますし、不溶性食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちますよ。この2種類の食物繊維は、どちらかに偏ることなくバランスよく食べることが大切です。水溶性食物繊維は海藻類やこんにゃくが代表的な食べ物で、不溶性食物繊維はキノコ類や野菜、果物に含まれています。おやつに果物を食べるのもいいですね!
2-1-4.ビタミン
ビタミン類は成長していく過程で大切な栄養素です。ビタミンが不足すると、成長に障害が出ることもあるため意識して摂取したいもの。ビタミンは果物に多く含まれているので、生のフルーツもデザートとして食べていきたいですね!
2-1-5.ミネラル
ミネラルは元気な骨や歯を形成するために必要な栄養素です。特に、マグネシウムや鉄分は必須ミネラルとして指定されているので、ダイエット中でも意識して食べたいですね!そんなミネラルがしっかりと含まれる代表的な食べ物は魚介類や大豆です。
ダイエットに効果的な食べ物をまとめた記事が「痩せるための食べ物」を知って脂肪燃焼!ダイエット成功のポイントですので、こちらも是非参考にしてください。
2-2.ダイエット中に食べてはいけないもの
一方、ダイエット中に控えた方がいいものは「精製されている穀類」「ラーメン類」「白砂糖が使われているおやつ」「ジュース」です。
2-2-1.精製されている穀類
白米や白パンなどは栄養を全て剥ぎ取ってしまっています。そのため、栄養価も高くないですし血糖値も上昇しやすく、ダイエットには向きません。食べる時には、ご飯なら玄米に近い米を選んだり雑穀を混ぜたりしてくださいね。パン類も、出来るだけ小麦粉ではなく全粒粉が使われているものを選ぶことが大切です。
2-2-2.ラーメン類
普通のラーメンもカップラーメンも体に良くない油がたっぷり使われていますし、そもそもラーメン自体に栄養価はほとんどありません。ただただカロリーと塩分が高いので、ダイエット中は避けるべき食べ物です。
2-2-3.白砂糖が使われているおやつ
白砂糖も栄養素をなくしてしまった糖質です。栄養価が低い上に血糖値が上がりやすくなるため、脂肪がつきやすくなります。
2-2-4.ジュース
糖質は、液体にすることで体に吸収されやすくなります。そのため、ダイエット中にはジュースは飲まないことをおすすめします。ちなみに、最近は“糖質ゼロ”とか”カロリーゼロ”などのいかにもダイエット向きだと宣伝しているジュースもありますが…残念ながらこのようなジュースには、人工甘味料がしっかりと含まれているので結局太る原因になります。人工甘味料も血糖値が上昇してしまうことを忘れないように気を付けたいものですね。
3.低GIの食事をすれば簡単に痩せ体質に近づける
ダイエット中に食べてもいいものといけないものが大体分かると、ダイエット中の食事も摂取しやすくなりますよね。でも、食べてもいいものかいけないものが分からないものも中にはあるかもしれません。そんな時には、その食材のGI値をチェックするようにしてください。
GI値というのは、血糖値が上昇するスピードを指します。GI値が高いほど、血糖値が上昇しやすいのでダイエットには向かない食材となります。逆に、GI値が低いほど、血糖値が上昇しにくいのでダイエット向きの食材となりますよ。
3-1.注意したいのは穀類
GI値で注意したいのが、ご飯やパンなどの穀類です。ご飯やパンは、精製されていなければGI値が低いダイエット向きの食べ物となりますが、精製してしまうとGI値の高い食べ物に変わってしまいます。このように、同じ素材から出来ているものでも食べる前に栄養素をなくしてしまった食材というものは結構GI値が高くなりがちなので気を付けてくださいね。
4.酵素を取り入れて体質改善
食べるダイエットをより高く実感したい時には、ぜひ酵素を取り入れることをおすすめします。酵素というのは、人間の体にもともと備わっているものなのですが、年齢を重ねるごとに減少していく成分です。しかし、酵素には消化力をアップさせたり代謝を良くしたりする働きがあるので、外から取り入れていると痩せやすい体質に導くことが出来ます。
4-1.酵素の作り方
今は市販店でも酵素が売られているのですが、酵素は簡単に自宅でも作ることが可能です。作り方を説明します。まずよく洗った季節の果物や野菜を包丁で簡単に切り、消毒された瓶やタッパーに敷き詰めてください。その上から、甜菜糖やキビ砂糖などのお砂糖を上にかぶせます。野菜と砂糖類の割合は、1対1.2になるようにしてくださいね。もし、沢山の野菜や果物があるなら、砂糖の上に更に乗せていき、ミルフィーユのようにしても問題ありません。ただし、最後が砂糖で終わるようにしてくださいね。
そして、毎日1日1.2回を目安に手やスプーンでぐるぐるとかき混ぜていきます。すると、1~2週間くらいでどんどん泡が出てきます。泡が出てきて少し温かみを感じるようになったら、発酵が進んで酵素が出来上がった証拠です。
最後は、瓶に液体だけを取り出して、毎朝少しずつ水で希釈しながら飲み続けてください。
4-2.酵素サプリメントの選び方
作るのがめんどくさいからサプリメントで酵素を取り入れたいという方もいるはず。もちろん、サプリメントでも酵素を摂取することは十分可能です。しかし、1つだけ注意することがあります。サプリメントで酵素を作る場合には、加熱して殺菌処理がされているものがあります。このような、加熱処理がされている酵素は選ばないようにしてくださいね。
どうして加熱処理されているサプリメントは選んではいけないのかというと、酵素というのは熱を与えると死滅してしまうからです。つまり、加熱されているサプリメントの場合、ダイエット効果も実感しにくい可能性があるということ。購入する時には、生の酵素が摂取できるものを選ぶように心がけてください。
4-3酵素の痩せ効果が実感できるまでの期間
では、酵素を毎朝取り入れていくと、どのくらいで痩せやすくなったと実感できるのでしょうか?もちろん、これは個人差があることが前提となりますが、大体平均すると1~3ヵ月程度で効果を実感できる人が多いです。酵素ダイエットは即効性がありませんが、少しずつ痩せ体質に近づけていくのでぜひ試してみてくださいね!
5.朝食に1杯の白湯で消化機能向上
最後に、ダイエット中の痩せやすい体質改善として、朝一に白湯を飲むクセをつけることをおすすめします。そもそも、朝の時間は「デトックスする時間」とも言われるほど体の毒素が出しやすい時間です。朝起きた時に白湯を飲むことで、内臓が温まり消化機能がアップ!さらに、基礎代謝まで高めることが期待できますよ。
5-1.体温1度上昇で代謝が10%上がる
私達の体は、体温が1度上がるだけで代謝を10~13%もアップさせることができると言われています。代謝が高まると免疫力や脂肪燃焼効果が高まるので、痩せやすくなります。
5-2.白湯はデトックスに効果的
しかも、白湯はデトックス(便秘解消効果)に効果的な飲み物です。なぜなら、白湯で体温が上昇すると内臓の働きも活発になるので、体内の余分な水分も排除しやすくなるからです。だから、適度に白湯で適度に水分摂取を心がけていると、むくみ改善にも繋がり、便秘も解消しやすくなりますよ!
このように、白湯にはダイエットが成功しやすい秘訣が含まれています。白湯なら、まろやかでカロリーもなく安心していつでも飲むことができますよね!
まとめ
食べながら痩せるための方法を5つ詳しくご紹介いたしました。食べながら痩せるためには、「食べる順番に気を付ける」「食べていいものといけないものを分ける」「買い物ではGI値の低いものを購入する」「酵素を取り入れる」「白湯で消化機能を高める」という5つのポイントがありましたね。
ダイエットは、ただ断食すれば成功するわけではありません。なぜなら、断食をしてしまうと、ダイエットが終了した時に高い確率でリバウンドしてしまうからです。つまり、ダイエットをする時には必要な栄養素を摂取しながらストレスをかけずに食べることが成功するための秘訣と言えます。
ぜひ、ずっとスリムな体でいるためにも食べながら出来るダイエット法を取り入れてみてくださいね!