お化粧する事はお肌に悪い事なの?そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?実際、お肌に合わない化粧品でかぶれや肌荒れをしたことがある人もいます。現代では、化粧品の品質も向上してきているのでお肌に負担が少ないものも増えてきましたが、やはり化粧肌荒れに悩む人は少なくありません。今回はお化粧による肌荒れの原因と対策法をお伝えしていきます。
目次
1.化粧で肌荒れする理由とは?
1-1.化粧品に含まれる成分による肌荒れ
1-2.長時間のお化粧による皮膚呼吸の妨げ
1-3.クレンジング不足による汚れの蓄積
2.化粧で起きやすい肌荒れの種類
2-1.ニキビ
2-2.毛穴のザラつき・黒ずみ・角栓
2-3.痒みやかぶれ
3.化粧で肌荒れするのを防ぐには?
3-1.使用するアイテムの成分に注意する
3-2.日焼け止め、下地、ファンデーションは特に気をつける
3-3.きちんと落とす事を意識する
4.化粧でできるスキンケア
5.肌荒れしても化粧はするべき?
6.化粧しないと起こる肌荒れ
6-1.紫外線による老化全般
6-2.外的刺激による毛穴のトラブル全般
6-3.花粉症皮膚炎や日光過敏症
7.まとめ
1.化粧で肌荒れする理由とは?
お化粧は普段キレイに見せたくてしますよね。しかし、それが原因で肌荒れをしてしまうのは悲しいことです。では、なぜ化粧肌荒れを起こしてしまうのでしょうか?その原因からお伝えしていきます。
1-1.化粧品に含まれる成分による肌荒れ
まず一番に原因として考えられるのが化粧品に含まれる成分による肌荒れです。化粧品の成分もここ数年で進化をとげ、どんどん良い成分のものに変わってきているのも事実ですが、お肌に良いものだけを使用して製造されているという訳ではありません。中には、お肌に塗布することが負担になるような成分のものもあるので違和感を感じる場合は使用するのをやめましょう。日本で販売されているものは基本的に一定の水準をクリアしているので粗悪なものは少ないですが、敏感肌の人や、生理前などは注意が必要です。
1-2.長時間のお化粧による皮膚呼吸の妨げ
普段からお化粧をするのが習慣化している人は、自然と長時間お肌に負担をかけていることになります。特に、脂分が多いものや、広い範囲に塗るファンデーションは皮膚呼吸を妨げる原因になります。水に脂を落とすと油膜をはるのと同じで、脂分の多い化粧品はお肌に必要な酸素が送られるのを妨げてしまう可能性があります。長時間お化粧をしていて、早く落としたいというような、お肌が息苦しいと感じる時は負担がかかっていると思った方が良いです。
1-3.クレンジング不足による汚れの蓄積
毎日しっかりクレンジングをしていても、落とし切れていない汚れがあります。毛穴に詰まったファンデーションや日焼け止めは特に落ちにくく残りやすいアイテムです。このメイク汚れや皮脂汚れを食べて、ニキビの菌や顔ダニは繁殖していきます。そこから肌荒れに繋がることが多いので、毎日の汚れをしっかり落とすことは肌荒れ予防にとって重要になります。
2.化粧で起きやすい肌荒れの種類
次に、化粧による肌荒れにはどんな種類があるかをご紹介していきます。どのタイプの肌荒れかによって何が原因かが変わってくるので、当てはまる人は特に意識してスキンケアをしていきましょう。
2-1.ニキビ
化粧肌荒れで一番多いのがニキビです。ニキビは、合わない成分も、皮膚呼吸の妨げも、落ちきれていない汚れでも出来ます。顔全体によくできるケースは広い範囲に塗布しているアイテムが原因の可能性があります。部分的に使用しているところにだけできる時は、そのアイテムが原因になっている場合が考えられます。
2-2.毛穴のザラつき・黒ずみ・角栓
これは、しっかり汚れが落ち切れていない場合や脂分の多いアイテムを使用し続けている場合に起きやすいです。鼻周りは特に皮脂分泌が活発なので、毛穴が目立ちやすく、その分化粧品を塗り重ねてしまいがちです。蓄積した汚れや皮脂が毛穴トラブルになってしまいます。
2-3.痒みやかぶれ
これは、化粧品に使われている成分に反応していることが原因です。普段は問題なく使えていても、生理前になると痒みが出るといった場合や花粉症の季節、汗をかく季節になると反応しやすい場合もあります。少しでも痒みやかぶれなどの反応がある場合は使用を続けないようにしましょう。
3.化粧で肌荒れするのを防ぐには?
とはいえ、すっぴんで毎日生活するのは抵抗がありますよね。少しの意識で、化粧肌荒れを防ぐことが出来ます。次は、化粧肌荒れを防ぐ方法をご紹介していきます。
3-1.使用するアイテムの成分に注意する
化粧品は薬事法で表示指定成分を表示することが義務づけられています。内容成分に何が使われているのかが表示されています。化粧品を購入する際には内容成分を確認するように意識しましょう。見てもわからない成分も多いかもしれませんが、パッチテストができるものは実際に使用してみるのもおすすめです。
3-2.日焼け止め、下地、ファンデーションは特に気をつける
化粧肌荒れを起こす可能性が高いのが、最も広範囲に塗り、長時間付けていることが多いこのアイテムです。顔全体に肌荒れが起こる時はこの中のどれかが原因の可能性が高いので、特に日焼け止め、下地、ファンデーションは成分が良いものやお肌への負担が少ないものを選ぶようにしましょう。ファンデーションは特に品質が良いものが増えてきているので、スキンケアができる成分が含まれているものがおすすめです。
3-3.きちんと落とす事を意識する
化粧肌荒れの大きな原因とも言われる、落とし切れていない汚れ、きちんと落とすことで肌荒れが防げます。クレンジングはもちろんですが、毛穴汚れ専用のリムーバーを使用するのも効果的です。湯船にしっかり浸かってデトックスしたり、毎日の洗顔を優しく行うなども習慣化していくことが大切です。
4.化粧でできるスキンケア
化粧品による肌荒れは数十年前から大きな問題になっています。過去には裁判にまで発展したケースも報告されているほどです。それにより、化粧品の品質は年々向上しています。一昔前は、化粧をするとお肌に負担がかかるという認識の人も多くいましたが、生活環境が昔とは変わってきた現代では化粧することがスキンケアだという認識に変わりつつあります。お肌を守り栄養を与えてくれる成分が配合されていたり、保護する働きを助けてくれるものが増えているので、ベースメイクまではスキンケアだと言えます。
5.肌荒れしても化粧はするべき?
大気汚染や、屋外の環境を考えると外出時は化粧をするべきです。常に100%のフルメイクではなくても、最低限の身だしなみ程度に化粧をすることが外的からのお肌の保護に繋がります。
外的刺激からお肌を保護する役目
では、屋外の外的刺激とは一体どんなものがあるのでしょうか?大きく分けて次の3つが挙げられます。どれも肌老化を進行させる原因のものばかりです。
1.紫外線
最も老化を早める原因が紫外線です。肌老化や肌トラブルの原因の8割が紫外線とも言われています。外出時には、最低限でも日焼け止めは必ず塗りましょう。夏だけでなく、年間通して塗るのが理想です。下地とファンデーションまで塗ることで層が厚くなるので、本来は日焼け止め、下地、ファンデーションまで塗ることが理想です。
2.花粉
ここ最近増えているのが花粉症皮膚炎です。花粉が顔に付着することで痒みや赤み、ムズムズしてしまう症状です。花粉症の人口も増えていますが、その分花粉症皮膚炎も増えています。素肌に花粉が付着することを防ぐため、ベースメイクはしておくことが大切です。今はマスクをすることが多いですが、ガードする意味でメイクもしておくことが効果的です。
3.排気ガスやタバコの煙
毛穴の汚れの原因となりやすいのが、排気ガスや空気中の埃、タバコの煙です。目に見えないほどの粒子ですが、毛穴に蓄積すると、イチゴ鼻や黒ずみ、角栓の原因になります。すっぴんの状態で排気ガスやタバコの煙を浴びてしまうと肌荒れの原因になってしまうのでガードする意味でベースメイク、もしくは下地だけでも塗ることをおすすめします。
6.化粧しないと起こる肌荒れ
化粧することで起きる肌荒れをご紹介しましたが、次は化粧しないでいると起きる肌トラブルをご紹介します。出かける時しか化粧をしないという化粧習慣がない人でも、その分肌荒れや老化に繋がるリスクがあるので覚えておいてください。
6-1.紫外線による老化全般
まず化粧をしないでいると起きるトラブルは老化全般と言えます。化粧をしていても、どんなに手をかけてスキンケアをしていても老化を止めることはできません。化粧をしないでいることが老化を加速させることになってしまいます。
・シミ・シワ
シミやシワは老化肌の代表的なトラブルと言えます。化粧による外的刺激から守るケアを怠ってしまった結果、引き起こされます。髪型やファッションは若々しく出来ますが、お肌にシミやシワが目立つだけでも見た目の印象は変わるので、増える前に予防しておきたいですね。
・日焼け
日焼けは、真夏の海や川、アウトドアレジャーだけで起きる訳ではありません。生活紫外線という僅かな紫外線量でも、毎日浴び続け蓄積していくとしっかり肌ダメージになります。日焼けは全てのトラブル、老化の始まりです。年間通して外出しない日でも日焼け止めだけは必ず毎日塗るようにしましょう。
・乾燥
乾燥も日焼けと並ぶ老化の原因です。紫外線を浴びることで乾燥がしやすくなり、乾燥することで紫外線を吸収しやすくなるという悪循環を引き起こします。さらに、乾燥は全ての肌荒れの第一歩なので、乾燥予防の為にもスキンケアの一つとして化粧することは大切です。
6-2.外的刺激による毛穴のトラブル全般
化粧をしないすっぴんの状態は、毛穴のトラブルにつながります。できれば隠したい毛穴の汚れは外的刺激によって引き起こされます。
・毛穴の黒ずみ
先程もお伝えしたように、化粧をしないでいることは外的刺激がダイレクトにお肌に影響してしまいます。毛穴の黒ずみは中でも代表的なトラブルと言えます。排気ガス、タバコの煙、空気中の埃が蓄積して黒ずみになります。
・角栓・ザラつき
次に、毛穴の角栓やザラつきは皮脂分泌が活発になることが原因です。日中すっぴんの状態で長時間を過ごしたり、皮脂分泌を抑制する効果のある化粧品を使用していないと起きやすくなります。24時間皮脂は分泌されているので毛穴に蓄積していくと肌トラブルに繋がってしまいます。
6-3.花粉症皮膚炎や日光過敏症
すっぴんの状態で常にいると、目に見えない刺激も加わっています。特にここ数年で増えているのが、紫外線が原因で起こる日光過敏症と花粉が原因で起こる花粉症皮膚炎です。どちらも目に見えないほどの刺激ですがお肌は敏感に感じ取って反応しています。ベースメイクをしておくだけでもガードできるのですっぴんでいることは避けたほうが良いでしょう。
7.まとめ
今回は化粧肌荒れについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?化粧はする人としない人の差もあり習慣化している人とそうでない人がいます。一昔前と比べると、肌環境は汚染され、何もしないでいることはかえって肌トラブルを招くことにつながります。化粧することでお肌を守ることにも繋がるので、ベースメイクまではぜひ習慣化してほしいと思います。
\公式サイトはこちら/
MAHADA(マハダ)公式サイト|食べて塗れる「10代美人」