Update.2022.11.25

低刺激化粧品の効果的な使い方はこれ!向いている肌質と正しいケア方法!

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乾燥肌や敏感肌の人が増えている今、化粧品で反応が出やすい肌質の人に向けた低刺激化粧品も多く販売されています。乾燥肌や敏感肌の人が年々増えていますが、もともと普通肌の人でもいつ何がきかっけで乾燥肌や敏感肌になってしまうかわかりません。普段は普通でも季節の変わり目などに不安定になることもあります。そんな時に使用したい低刺激化粧品の使い方や効果などをお伝えしていきますね。

目次
1.低刺激化粧品とは?
 1-1.指定成分が少ない
 1-2.お肌への負担が少ない
 1-3.接触皮膚炎を起こしにくい
2.低刺激化粧品を使った方が良い肌質
 2-1.敏感肌
 2-2.乾燥肌
 2-3.アレルギー肌
3.低刺激化粧品の使い方
 3-1.正しい量を正しく使う
 3-2.高保湿のものは過剰に塗りすぎない
 3-3.摩擦を極力控える
4.低刺激化粧品の効果
 4-1.バリア機能の回復
 4-2.水分と皮脂バランスを整える
 4-3.外的刺激からお肌を守る
5.低刺激化粧品が向かない肌質
 5-1.水分と脂分のバランスが取れているお肌
 5-2.脂性肌
 5-3.ターンオーバーが正常なお肌
6.低刺激化粧品を効果的に使うために
7.まとめ

1.低刺激化粧品とは?

Attractive young woman in underwear applying make up in bathroom.

最初に低刺激化粧品とはどんな化粧品かをお伝えしていきます。刺激が少ない化粧品ということはなんとなくイメージが湧くと思いますが、通常の化粧品との違いとはどんなところなのでしょうか。

1-1.指定成分が少ない

化粧品は内容成分に何が使われて作られているかを表示する義務があります。お肌に塗布した際に何かしらの反応が起きる可能性のある成分は表示されることになっているのですが、低刺激化粧品は反応する可能性のある成分を極力少なくしてあります。一般的に香料、パラベン、紫外線吸収剤、色素、鉱物油、アルコールなどが全てフリーになっていることが多いです。

1-2.お肌への負担が少ない

低刺激化粧品というくらいなので、お肌への負担は少ないですが、低刺激化粧品は浸透率も考えられていることが多いです。どんなに良い成分が配合されていても浸透率が良いとお肌が驚いてしまい反応してしまうケースもあります。特に、美白成分やアンチエイジングに効果の高い化粧品は反応が出ることがあるので、低刺激化粧品はお肌への負担が少なく設計されています。

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1-3.接触皮膚炎を起こしにくい

通常の化粧品は、何かしらの成分に反応する場合6時間〜12時間以内に反応を起こすと言われています。付けた直後に反応する場合もあれば、数時間後に反応する場合もあります。化粧品を付けただけでは反応はせずに、湯船に浸かったり運動したり血行が良くなって体温が上がることで反応を起こす場合もあります。低刺激化粧品は、接触した部分に反応を起こすような成分は極力省いたり、少量の配合になっています。その分、お肌への効果も即効性は期待できず緩やかな効果の化粧品になっています。

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2.低刺激化粧品を使った方が良い肌質

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普段使っている化粧品が合わなくなったり、いつもよりお肌のコンディションが悪いなと感じる時、低刺激の化粧品を使った方が良いのか悩むことがあります。次はお肌がどんな状態の時に低刺激化粧品を使用した方が良いのかをお伝えしていきます。

2-1.敏感肌

自分ではお肌が敏感なのか、そうではないのかの判断が難しいこともありますが、敏感肌なのか、そうでないのかのバロメーターは赤み、ヒリヒリ、かゆみ、この3つです。顔全体が敏感なこともありますし、部分的に敏感肌になっている場合もあります。普段は問題なくても花粉症や乾燥、間違ったスキンケアから一時的に敏感肌になってしまうこともあるので、お肌が何かしらの反応をする時は敏感肌だと思って、低刺激化粧品を使うことをおすすめします。

2-2.乾燥肌

特に敏感肌を使った方が良いとされるのが乾燥肌の人です。ただ少し乾燥しているだけ、いつものことだし、と思っていると悪化して敏感肌に繋がっていくことがあります。冬場は特に乾燥しやすくなりますが、乾燥し始めてからではいくら保湿しても乾燥を繰り返すお肌になってしまうので、毎年乾燥に悩んでいる人は早めから低刺激化粧品を使用して、本格的な寒さがくる前にお肌のコンディションを整えておくことが大切です。

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2-3.アレルギー肌

アレルギーを持っている体質の人は、お肌もデリケートになりがちです。特に、花粉症がある人は花粉症皮膚炎と言って花粉がお肌に付着することで痒みや赤みなど、通常時には起きない反応を起こすことが多いです。マスクで花粉の予防ができますが、マスクの摩擦も刺激になってしまうことがあるのでもとから花粉症を持っている人は要注意です。

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3.低刺激化粧品の使い方

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低刺激化粧品は、お肌がデリケートな時に使うことが多い化粧品です。同じ化粧品でも、使い方や使う量によって効果が変わってくるので、低刺激化粧品を使うときに気を付けたいことをお伝えしていきます。

3-1.正しい量を正しく使う

これは低刺激化粧品に限ったことではないのですが、お肌がデリケートで低刺激化粧品を使う時には特に気を付けた方が良いことです。お肌が不安定な時はクレンジングが少ないとお肌に吸収されて摩擦を起こしやすくなりますし、化粧水は通常よりも多めに使用した方が効果的です。使い方に表記されている正しい使用量が1番効果を発揮してくれる量なので、自分の判断で少なく使用したり過剰に使いすぎたりしないようにしましょう。

3-2.高保湿のものは過剰に塗りすぎない

これは特に乾燥肌の人に多いですが、高保湿のアイテムも過剰に塗りすぎず適量を意識しましょう。お肌がデリケートな状態の時は栄養成分が高い化粧品は負担になってしまう可能性があります。風邪をひいた時には焼肉には行きません。その時のコンディションに合ったお粥を食べたりします。乾燥肌や敏感肌の状態になっている時は早く回復させたいので過剰に色々と塗ってしまいがちですが、その時の状態に合った化粧品を正しく使用するのが1番の近道といえます。

3-3.摩擦を極力控える

乾燥肌も敏感肌もアレルギー肌も全てお肌を守る働きが弱っている状態です。そのため、通常の状態よりも刺激に弱くなっています。洗顔する時の強さやタオルで拭く時、メイクをする時などは特に摩擦を控えるように意識しましょう。毎日マスクをつける時は素材が硬いものは摩擦になってしまうのでなるべく柔らかい素材のものにしましょう。

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4.低刺激化粧品の効果

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次は低刺激化粧品が普通の化粧品と比べてどんな効果があるのかをお伝えしていきます。お肌に負担が少なく効果を高めてくれるので、デリケートになっている時にはより効果のあるものを使用していくのがおすすめです。

4-1.バリア機能の回復

低刺激化粧品を使用するときは、お肌がデリケートになっている時です。通常なら自然に働いているお肌を守る機能が、弱っている時といえます。自力で回復する働きが低下しているので、低刺激化粧品はそれを助けてくれる働きがあります。バリア機能が低下することで少しの刺激に弱くなり反応が出やすくなってしまうので、バリア機能回復が期待できる化粧品はおすすめです。

4-2.水分と皮脂バランスを整える

お肌を守る働きは水分と皮脂でできています。乾燥や敏感な状態の時のお肌はそのバランスが崩れている状態です。低刺激化粧品は崩れてしまった水分と皮脂のバランスを優しく整えてくれる働きがあります。必要な量を必要な部分に補ってくれるように設計されているものが多いので、過剰に栄養成分を与えすぎる心配もありません。

4-3.外的刺激からお肌を守る

低刺激化粧品は、肌の負担をできるだけ減らし外的な刺激からお肌を守ってくれる働きがあります。通常の日焼け止めや下地、ファンデーションはお肌に負担がかかってしまうことが多いとされています。しかし、すっぴんでの外出も花粉や埃、排気ガスが付着することも肌荒れの原因になってしまうので、メイク用品も低刺激でお肌を守る効果の高いものを選ぶのが効果的です。ファンデーションなどは、塗っていることがスキンケアになる成分のものも増えてきているので、少しの外出でも必ず塗るようにしましょう。

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5.低刺激化粧品が向かない肌質

Sad looking girl with her fighting parents behind her

デリケートなお肌や、乾燥肌、敏感肌の場合は低刺激の化粧品を選ぶことが大切ですが、反対に低刺激化粧品が向かない肌質の人もいます。使用すること自体は問題なくできますが、思ったよりも効果が期待できないこともあるので、こんな肌質の人は低刺激化粧品は避けた方が良いです。

5-1.水分と脂分のバランスが取れているお肌

主に水分と脂分のバランスが崩れるところからお肌は刺激に弱くなってしまいます。もとからお肌が強く少しの刺激にも負けないお肌の状態の人は低刺激化粧品では、物足りなく感じてしまう可能性があります。通常の成分で通常の効果を実感できている場合は、敢えて低刺激の化粧品を使用する必要はありません。一時的に乾燥を感じる場合などに取り入れる程度にしておきましょう。

5-2.脂性肌

低刺激化粧品が向いているお肌はどちらかというと、乾燥肌や水分不足のお肌です。あまりにも過剰な皮脂分泌が起きている肌質の人は、低刺激化粧品よりも先に水分補給を重視した化粧品を取り入れることがおすすめです。低刺激化粧品は保護する力の弱い肌質の人に向けて作られていることが多く、お肌に必要とされる脂分の割合が多く配合されている場合もあります。脂性肌の人は過剰に脂分が高いアイテムは逆効果になってしまうので向きません。

5-3.ターンオーバーが正常なお肌

お肌のターンオーバー(生まれ変わり)が正常なお肌の人はバリア機能も安定していてトラブルが少ない肌質と言えます。そのため、通常の化粧品を使用しても問題なく効果を発揮できます。不安定な状態ではなければより効果の高い美白効果やアンチエイジング効果のある化粧品を使った方が良いです。

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6.低刺激化粧品を効果的に使うために

Surprised young woman in glasses over gray background-2

低刺激化粧品を効果的に使う為には、今の自分のお肌の状態がどんな状態なのかを正しく知っておく必要があります。常に乾燥しやすいのか、それとも生理前や花粉の季節だけデリケートになりやすいのか、など正しく分析しておくと、突然の肌荒れや敏感肌にも対応できます。不安定な状態になったとしても、遅かれ早かれお肌は必ず生まれ変わっているので落ち着いて対処するようにしましょう。そして、低刺激化粧品はお肌の刺激をできるだけ避ける為に防腐剤なども無添加使用になっている場合が多いので、たまにしか使わないアイテムは開封後に時間をおかずに使い切るように意識しましょう。開封して酸素に触れることで傷みが早くなり、いざ使ったらお肌に反応が起きてしまうこともあります。

7.まとめ

今回は「低刺激化粧品」についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?乾燥肌や敏感肌の人はどんなケアをしたら良いのか、どれが正しいケアでどれが間違ったケアなのかもわからないということが多いと思います。低刺激化粧品は以前に比べて種類も豊富に販売されているので、上手に取り入れていつでも落ち着いた素肌を維持していきたいものですね! 関連するおすすめ製品を見る