赤ちゃんのように何もない綺麗なお肌は誰もが憧れますよね。顔が一番手をかけてスキンケアをしているところですが、一番トラブルが起こりやすい場所と言えます。毎日スキンケアをして気にかけているのならば、その分落ち着いたお肌をしているのが理想です。肌トラブルは一体なぜ起こるのでしょうか?お肌のトラブルの原因や、肌トラブルが起きた時の対処の仕方など、今回は肌トラブルについてお伝えしていきます。
目次
2.肌トラブルの種類
2-1.ニキビ
2-1-1.黒ニキビ
2-1-2.白ニキビ
2-1-3.赤ニキビ
2-2.乾燥
2-3.敏感肌
2-4.シミ・そばかす
2-5.シワ
2-6.くま・くすみ
3.肌トラブルの原因
3-1.水分不足・乾燥
3-2.バリア機能の低下
3-3.ターンオーバーの乱れ
4.肌トラブルが起こりやすい条件
4-1.季節の変わり目
4-2.免疫力が低下してるとき
4-3.生理前などホルモンバランスが乱れてるとき
5.肌トラブルが起きやすい肌質
5-1.乾燥肌
5-2.皮脂分泌が活発なお肌
5-3.敏感肌
6.肌トラブルが起きた時のスキンケア
6-1.汚れをきちんと落とすこと
6-2.摩擦を抑えること
6-3.水分補給
7.肌トラブルが起きた時の対処法
7-1.シンプルケア
7-2.化粧水パック
7-3.鎮静ケア
1.肌トラブルとは?
肌トラブルは、ニキビや乾燥、シミ、そばかすなど普通のお肌の状態とは違い、正常に機能していないところからトラブルが起きているお肌の状態を指します。肌の生まれ変わりがしっかりされていなかったり、水分と脂分のバランスが乱れることが原因でお肌を保護する力が低下するところからあらゆるトラブルが起きてしまいます。毎日スキンケアをしていても肌トラブルは少しのことが原因で起きてしまいます。自分のスキンケアが原因で起きる肌トラブルもあるので一度しっかり見直すことも大切です。一言で肌トラブルといっても乾燥が起こることでそこから繋がってしまうトラブルや、免疫力が低下して敏感肌になってしまうなど、一つのトラブルだけではなく、二次災害ともいえる次のトラブルが起きる可能性もあります。
2.肌トラブルの種類
次に肌トラブルにはどんな種類があるのかをお伝えしていきます。皮脂分泌が活発になって起こるトラブルや水分量が低下することによって起こるトラブルなど、トラブルの起こり方も様々です。
2-1.ニキビ
肌トラブルの中で多いのがニキビです。ニキビは思春期に皮脂分泌が活発になり、アクネ菌が繁殖して起こるものや、社会人になってからストレスが原因でできる大人ニキビがあります。大きく分けてニキビは3種類あります。黒ニキビ、白ニキビ、赤ニキビの3種類です。この3種類は発生のしかたも症状も違うので、それぞれどんなニキビなのかをお伝えしていきます。
2-1-1.黒ニキビ
黒ニキビは主に自分から出た皮脂が毛穴に詰まり、角質が厚くなることで起こります。毛穴に蓄積した皮脂は空気に触れると酸化して黒くなります。毛穴の黒ずみもそれが原因で起こります。黒ニキビは、毛穴の中でニキビの原因になるアクネ菌が繁殖してしまっている状態です。気になって触ってしまうと角質が硬く厚くなり、そこからさらに菌が繁殖する可能性もあります。大きくはならず毛穴が黒く見える状態になっているものを黒ニキビと呼びます。
2-1-2.白ニキビ
白ニキビは黒ニキビと同じく毛穴の中で皮脂分泌が活発になり、アクネ菌が増殖している状態です。過剰に皮脂分泌が行われ、毛穴から排泄されず蓄積し膨らんだ毛穴が白く見えるものを白ニキビと言います。白ニキビは大きくなりやすく、これが進行すると赤ニキビになります。痛みや痒みを伴うことがあり、気になって触ってしまうと角質が厚くなって治りにくくなります。
2-1-3.赤ニキビ
赤ニキビは白ニキビが炎症して赤くなった状態のニキビのことです。赤ニキビは痛みを伴い大きくなります。さらにひどくなると紫ニキビになってしまったり、ニキビ跡が色素沈着してシミになってしまう可能性もあります。赤ニキビは無意識のうちに触ってしまったり、ゴシゴシ摩擦を加える洗顔による刺激を受けることで、炎症を起こしてしまうニキビです。
2-2.乾燥
乾燥は実は一番怖い肌トラブルと言われています。その理由は、乾燥から全ての肌トラブルの発生に繋がるからです。乾燥が原因で乾燥ニキビができたり、敏感肌や赤み、シミなどにも繋がりやすくなってしまいます。ただの水分不足やちょっと乾燥しているなと思っている程度でも乾燥は老化の始まりなので肌トラブルに繋がりやすくなってしまいます。
2-3.敏感肌
敏感肌も乾燥が原因で起こるトラブルの一つです。もともと自分が持っている肌質が敏感肌の人もいますが、環境や自分のスキンケア、生活や食生活などが原因で敏感肌になってしまう可能性もあります。これはお肌を守る働きであるバリア機能が低下することによって起こるトラブルです。
2-4.シミ・そばかす
シミ、そばかすは紫外線が原因で起こるトラブルです。ゴシゴシこする摩擦も原因の一つです。刺激が加わるとお肌はお肌を守ろうとする力が働き、メラニン色素をたくさん生成するのでシミができやすくなります。シミやそばかすは薄いものならメイクでカバーできますが、濃いシミは一つあるだけでも老けた印象になってしまうので、予防しておきたいトラブルと言えます。
2-5.シワ
シワも乾燥が原因の肌トラブルですが、水分不足や紫外線が原因でも起こります。シミと同様にシワが一本あるかないかで見た目の印象が大きく変わるので、なるべく増やさないようにしておきたいですね。シワは突然できるのではなく少しずつ刻まれていきます。手遅れになる前に予防しておくことが大切です。
2-6.くま・くすみ
くまやくすみも見た目を左右する肌トラブルと言えます。どちらも血行不良や水分不足が原因で起こります。シミやニキビと違い、お肌の表面に目立ってくるものではないのでお肌を意識していないと気づきにくい人もいます。くまとくすみがあることで疲れた印象になってしまったり、老け込んで見えてしまうので、意識してケアして行きたいものです。
〈トラブル別おすすめケア〉
ニキビ |
乾燥 |
敏感肌 |
シミ・ そばかす |
シワ |
くま・ くすみ |
おすすめ度 |
|
鎮静 |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
△ |
★★★☆☆3点 |
保湿 |
◯ |
◎ |
◯ |
◯ |
◎ |
◯ |
★★★★☆4点 |
パック |
◎ |
◎ |
◯ |
◎ |
◎ |
◎ |
★★★★☆4点 |
水分補給 |
◎ |
◎ |
◎ |
◯ |
◎ |
◯ |
★★★★★5点 |
3.肌トラブルの原因
次に肌トラブルの原因をお伝えしていきます。すべてのトラブルの原因はこの3つが原因で起こっていることが多いです。
3-1.水分不足・乾燥
水分不足や乾燥は全てのお肌のトラブルの原因と言われています。水分量が不足することで、潤いを補おうとする力が働き、必要以上に皮脂分泌が活発になります。乾燥もするけど脂っぽくなるという状態になり、乾燥ニキビができやすくなります。水分が不足することでハリや弾力を失い小ジワの原因にもなります。保護する力が弱くなるので少しの摩擦にも弱くなり、乾燥肌から敏感肌になりやすくなります。摩擦を受けたお肌は刺激からお肌を守ろうとしてメラニン色素を生成し、シミやそばかすの原因にもなります。水分が不足し乾燥するとかゆみや赤みの原因にもなってしまいます。
3-2.バリア機能の低下
水分不足や乾燥が進むと、お肌を守る働きであるバリア機能が低下しやすくなります。バリア機能は外からの刺激からお肌を守る働きをしているので、その働きが低下することにより少しの刺激にも弱くなってしまいます。バリア機能が低下して一番起こりやすいのは赤みやかゆみ、ヒリヒリなどの敏感肌です。そこからシミやそばかすにもつながったり、ニキビができやすくなる可能性もあります。また外からの刺激からお肌を守る力が低下するので花粉やホコリ、紫外線、排気ガスなどといった外的刺激も受けやすくなります。バリア機能が正常に働いている時はお肌を守ることができますが、バリア機能が低下することにより刺激を受けやすくなり、肌トラブルの原因になってしまいます。
3-3.ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは、お肌の生まれ変わりのことです。生活習慣の乱れや食生活の乱れ、間違ったスキンケアなどが原因でお肌の生まれ変わりが遅くなってしまいます。お肌の生まれ変わりが遅くなると剥がれ落ちないといけない古い角質がお肌の表面に長い時間滞在することになります。それにより角質が硬くなってしまったり、クマやくすみの原因になります。血色の悪いお肌は老けた印象や疲れた印象にもなってしまいます。
4.肌トラブルが起こりやすい条件
次にお肌にトラブルが起こりやすい条件をお伝えしていきます。毎日同じ食生活をしているわけではなく、同じ睡眠時間をとっているわけではありません。コンディションの良いお肌を保つには、自分でケアして行くことが大切です。しかし良い化粧品を使っていても、どんなにしっかりスキンケアをしていたとしても、肌トラブルが起こりやすくなる時があります。
4-1.季節の変わり目
お肌のトラブルが起こりやすい条件として、季節の変わり目が多いです。これは気温が高くなったり低くなったりすることで、水分と皮脂のバランスを崩してしまうからです。水分と脂分でお肌を保護する膜を作っているので、そのバランスを崩してしまうとお肌を保護する力が不安定になってしまいます。お肌は気温の差が4°あると対応できず肌トラブルが起こりやすくなると言われています。季節の変わり目、特に春や秋など一日の中で寒暖差が多いときはお肌のトラブルが起こりやすいです。
4-2.免疫力が低下している時
免疫力が低下している時は、お肌のトラブルも起きやすいと言われています。免疫力が低下していると、お肌も保護する能力が低下し、普段は影響を受けない細菌などの影響を受けやすくなり、ニキビや肌トラブルに繋がれやすくなります。さらに一度トラブルが起きてしまうと、回復するのが遅くなり次のトラブルにもつながりやすくなってしまいます。
4-3.生理前などホルモンバランスが乱れている時
ホルモンバランスが乱れている時は、皮脂分泌が活発になったりお肌がデリケートになるので不安定な状態です。生理前のニ週間は特にお肌は刺激を受けやすく、トラブルが起きやすい時期と言えます。特にあごやフェイスラインなどはホルモンバランスの影響を受けやすいので、皮脂分泌が活発になり、ニキビができやすくなったりできたニキビが炎症して赤ニキビになりやすい時期です。赤ニキビは跡になりやすいです。さらに一度ニキビができた場所にはニキビが繰り返しやすくなります。
5.肌トラブルが起きやすい肌質
次は肌トラブルが起きやすい肌質についてお伝えしていきます。お肌のトラブルは起きやすい肌質と起きにくい肌質があります。これはバリア機能によるものです。今はバリア機能が強く、トラブルが起きにくいお肌だとしても、いつトラブルが起きるかわかりません。普段からトラブル予防をしておきましょう。
5-1.乾燥肌
もともとの肌が水分を維持しにくく水分が少ない人は乾燥肌になりやすいです。乾燥しているなと自分で自覚するときには、すでに乾燥がかなり進んでいる状態です。乾燥していると自覚がない時でも水分補給を意識しておくことは大切です。一日エアコンのが効いている部屋にいる職業や、紫外線を浴びる量が多い人は特に乾燥しやすいので日頃から注意が必要です。乾燥するとそこからあらゆるお肌のトラブルにつながります。もともと水分量が少ない人はバリア機能も低下しやすく、かゆみや花粉症皮膚炎なども引き起こしやすいので、乾燥している自覚があるないに関わらず乾燥対策をしておくことは大切です。
5-2.皮脂分泌が活発なお肌
皮脂分泌が活発で脂っぽくなりやすい肌の人は水分不足によるトラブルは起こりにくいですが、皮脂分泌が活発になって起こるトラブルが多いです。これはニキビや毛穴の黒ずみ、ザラつきやキメが荒くなってしまうトラブルです。皮脂分泌が活発なことが原因で、テカリや化粧崩れが気になり過剰な洗顔をしてしまうことも摩擦や敏感肌、乾燥につながる恐れがあります。
5-3.敏感肌
敏感肌はもともと外からの刺激に弱いお肌です。水分と脂分のバランスが悪く、お肌を保護する力が弱いお肌です。トラブルが起きていない状態でも不安定なことが多いので外からの刺激はもちろん体調や環境、ストレスなどにも弱いお肌です。普通肌の人に比べてトラブルが起こりやすい肌質と言えます。敏感肌の人は生理前や季節の変わり目などによる影響を受けやすいお肌なので、赤みやかゆみヒリヒリ、新しい化粧品を使い始めた時などに違和感が起きやすい肌といえます。
6.肌トラブルが起きた時のスキンケア
次にお肌のトラブルが起きたときのスキンケア方法をお伝えしていきます。トラブルが起きたときこそいつものスキンケアを見直すチャンスなので参考にしてみてください
6-1.汚れをきちんと落とすこと
ニキビや毛穴の黒ずみはしっかり汚れが落とし切れていないことが原因でおこります。特に鼻の毛穴の黒ずみやザラツキは自分から出た皮脂が酸化して黒くなるため起こります。ニキビも毛穴に残ったメイクの汚れや皮膚汚れを食べてアクネ菌が繁殖することで発生します。毎日クレンジング洗顔をしっかりして汚れを落としているつもりでも、落とし切れていない汚れが毛穴に残っている可能性があります。お肌に負担はかけず汚れをしっかり落とすことがスキンケアの基本です。
6-2.摩擦を控えること
敏感肌になる原因やバリア機能が低下する原因は摩擦が加わっていることです。ゴシゴシこすってしまったり、お肌に負担がかかっていることでお肌を守るバリア機能が低下してしまいます。さらに刺激が加わることでお肌を守ろうとする力が働き、シミの原因であるメラニン色素が多く生成されます。そこからシミが増えてしまったり、濃くなってしまう可能性があります。
6-3.水分補給
何度もお伝えしているようにお肌のトラブルはバリア機能が低下することから始まります。皮脂は自分の毛穴から分泌されていますが水分は外から補ってあげないと維持することができません。水分量が低下すると必要以上に皮脂分泌が活発になる可能性もあります。そのため化粧水でパックをしたり、いつも以上に水分補給を意識することが大切です。
7.トラブルが起きた時の対処法
最後にトラブルが起きてしまった時の対処法をお伝えしていきます。いつもと違う肌のコンディションになり焦ってしまいますが、過度なケアはせずに落ち着いて対応することが大切です。
7-1.シンプルケア
肌トラブルが起きた時一番大切なのは、過剰なケアをせず必要最低限のケアをすることです。いつもと違う肌のコンディションに焦ってしまい、あれこれケアして早くお肌を落ち着けたい気持ちはわかりますが、お肌のコンディションが悪い時に栄養成分の高い化粧品を使ったり、過剰なケアをすることは逆効果です。まずはきちんと毛穴の汚れを落とし水分補給と保湿を優しくすることが大切です。
7-2.化粧水パック
お肌のトラブルが起きたときは水分補給が大切です。何で水分補給をするのが効果的かというと化粧水です。普段使っている化粧水で大丈夫なので、コットンに含ませて気になる部分にのせておきます。十分程度置いておくだけでお肌の角質層に水分が満たされ、バリア機能の低下を和らげてくれます。さらに乾燥対策になるので乾燥から起こるトラブルの予防にもなります。
7-3.鎮静ケア
お肌のトラブルが起きたときには鎮静ケアをするのも有効です。タオルやコットンを冷やしてトラブルが起きたところに乗せておけば大丈夫です。かゆみや赤み、ヒリヒリやむずむずする時、花粉症皮膚炎などにも効果的です。トラブルが起きた時はその日から2. 3日のケアをしっかりすることでその後のお肌のコンディションが変わってきます。
8.まとめ
今回は肌トラブルについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?お肌のトラブルはいつ誰がなってもおかしくありません。自分では普通肌やトラブルに負けない強いお肌だと思っていても何がきっかけでお肌のトラブルが起こるかわかりません。肌トラブルが起きたときにどんなスキンケアをすればいいのか、どんな対処をすればいいのかわからないという人も多いです。間違ったスキンケアをしてしまわないように、どんなケアをすればよいか知っておくと良いでしょう。
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